鉄印帳旅(のと里山里海号) #44
前回からの続きです。
今回の記事はちょっと長めです。
乗車時の失敗
電動自転車で潮騒の道を気持ちよく走り抜けたあとは駅に戻り、自転車を返却しました。
そして、あらかじめ予約していた
観光列車「のと里山里海号」の乗車券500円
を払います。
自分の席は2両ある車両の里山号の海側の席だと予約したときに聞いていましたが、あらためて席を確認しました。
跨線橋を渡った先に列車が着いていたので覗き込むと、きれいな女性が手と口パクで「こっちじゃないの。向こうに今から行くのよ」って必死に身振りで伝えてくれました。
おっと、そうだった。
観光列車が始発駅でお客様にわざわざ跨線橋を渡るようなことをさせないんだよなって・・・
実は長良川鉄道でも同じ失敗をしていたことを思い出しました🤣
記事にはしてないけどね。
1番線に戻って「のと里山里海号」が来るのを待ちます。
自転車を全力で漕いで喉が渇いたのでしおサイダーを飲みます。
んぐっ、んぐっ、ちょっぴりしょっぱい。でもちょうどいい。
ここでさらに不幸なことが起きます。
3番線からいったん、下がって1番線に入ってくる
「のと里山里海号」
を動画で撮ろうと最初からスマホを構えて、いい感じで撮れたな~!
と自己満足に陥っていたところ
スマホをよく見たら録画をスタートしていなかった。
かなりショックな失敗。ぎゃふん😫
のと里山里海号の車内
そんな悲劇を感じながら乗車します。
わーお、おっしゃれー🎵
自分の席は右側の席です。
飾られているのは能登の山で育つ植物など。
オレンジのシートの車両は里山をイメージしています。
窓は大きく正面をしっかり見渡すことができます。
乗車記念としてクリアファイルとポストカードをいただきました。
のと里山里海号の出発
さて、いよいよ出発です。
何人かに手を振っていただいたので、こちらも振り返します😁
行ってきま~す!
穴水駅を出発してすぐに訪れる穴水乙ヶ崎トンネル。
数少ないトンネルの中では写真もちょっと違う雰囲気で撮れる。
このトンネルはのと鉄道の社員が手作りでイルミネーションを作ったというトンネル。
動画で少し撮れたので見たい人はこの後の動画でどうぞ!
でも後部に張り付いて動画を撮るべきだったなぁ😄
ビュースポット1
列車は観光列車の名に恥じぬよう景色の良いところで停車をします。
正面にはボラ待櫓があり、中におばあさんがいます。
と言われてビックリ😲したが、あれは人形ですとのこと。
ビックリしたわーあんなん虐待だわー。
でも昔はああして網を引き上げてボラを捕まえていたんだろうね。
のと鉄道、国道と並行しているから電線が視界をさえぎることが多いのがちょっとだけ残念。ここだけでも地中化・・・難しいかなぁ。
ビュースポット2
ガイドさんから能登瓦の説明を聞きます。
黒く光っている屋根は厚い釉薬を塗られて焼かれ、能登の厳しい寒さや潮風などに耐えられるように作られているそうです。へぇ~なるほどね。
奥に見える橋はツインブリッジのと。
湯乃鷺駅
西岸駅ではアニメ「花咲くいろは」に出てくる駅ですよ!とガイドさんに言われて通過する列車からゆのさぎ駅の駅名標を撮った。
1話だけABEMAで無料で見れたから見たけど、お客様第一な旅館の話だった。
従業員満足度を重視する自分と相容れないが最後まで見たら感動するのだろうか?と気になった。
ビュースポット3
次のスポットはここ。朝も撮った場所。
少し先に進むと、朝は気づかなかったこの風景。
さすが、世界農業遺産を感じる風景です。
この看板の目の前で停車してくれました。
あたかもしっかりと見えるように。
乗客が
はい。うすうすというか、最初から気づいていましたが・・・
前の車両に誰も乗っていません。おーい!誰かいないかぁ~!
青いシートの里海号に乗っているのは運転手1人だけ。
オレンジのシートに乗っているのはアテンダントの5名。
そして乗客の自分1人。
・・・えーっと・・・貸し切りですか😅
ガイドさんの説明も全部、自分のために。
(聞かせる相手は自分しかいませんね・・)
この列車の運転も自分が予約したから?
予約してなかったら・・・走ってないの?
(予約がなくとも運転はするはずです)
ありがたい気持ちと複雑な気持ちが混じり合った感じになりました。
郵便列車
能登中島駅に着きました。
ここでは、アテンダントさんが2名降りて、郵便列車の鍵を開け、中を見せていただけました。
やったね!😄朝、見れなかったところが見れる。
列車の中でも仕分けしてたんですね。
いろんなものを運んでいたんですねー。
スタンプ押せるなら、ノート持ってこれば良かった。
告白
郵便列車から戻ってきて、乗客が自分1人であることに責任を感じて自分からアピールしちゃいました😅
「実は、今日、自分の誕生日なんですよ!😁」
「えぇー、本当ですか?おめでとうございます😲😲😲🎉👏」
「いやぁ、1人って申し訳ない気がするけどありがとうございます😁」
そんなやり取りをして、列車はさらに先に進みます。
すると列車の中で、5人のアテンダントさんたちが
バースデーソング🎶を歌ってくれました。
そして、アテンダント一同からです。😄
ということでタオル風のハンカチをいただきました。
いやぁ~、これはうれしいなぁ。乗車記念が形として残ります!
1人でもとても楽しい貴重な誕生日になった。
そう感じることができました。😊
こうして列車は終点の七尾駅に到着したのでした。
そして適当につなげたちょっぴり残念な動画がこちら
続く
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