鉄印帳旅(やすらぎの道) #103
前回からの続きです。
青春18きっぷがない!
加古川線の粟生駅から西脇市駅までやってきました。
宿は福知山駅のすぐそばのビジネスホテルを予約できました。
ここから先の福知山に行くには次の列車を待たないといけないので、少し時間もあるので西脇市駅で降りることにしました。
カバンの中から青春18きっぷを取り出して、見せようとします。
透明なケースに青春18きっぷは入れてあるけど・・・
あれ?チャックが空いてるな?
締め忘れたのかな?
あれ?青春18きっぷがない?ない?ない?
え?朝、1回目を名古屋駅で押してもらったばかりだよ?
(青春18きっぷは5回分の1日乗車券です)
カバンの中を全部引っ張り出して中に残っていないか確認します。
でも、やっぱりない。😨
12,050円の領収書だけがむなしく透明なケースに残っています。
「こ・・こういう場合はどうすればいいんだ?!」
とネットで調べるのですが、たとえ領収書があろうが、もし青春18きっぷを紛失したら、そこまでの乗車料金を払い、例えあとで見つかっても返金はされないとのこと。
まじかー!(そりゃそうだよな)
まずは西脇市駅の窓口で事情を説明し、青春18きっぷの落とし物がないか尋ねてみましたが、そういった届け出はないとのこと。
電話で北条町駅に連絡し、北条鉄道で青春18きっぷの忘れ物がないか尋ねるも、やはり届け出はないとのこと。
まだ1回目なのに・・・😭
地獄に突き落とされた気分になりました。
前に財布を落としたのも相当焦りましたが、
買ったばかりの青春18きっぷを落とすのも
なぜ?としか言いようがない。
(自分の不注意ですけど)
粟生駅からの料金と福知山駅までの料金を払って、もう一度、福知山駅で青春18きっぷを買うしかないのか?
最悪のパターンを想定していました。
「お金で済むことでくよくよするな」
は自分の格言ですが凹むなぁ~😭
そこに通りかかった小学生とお父さんの2人組。
小学生の男の子が入場のゲートのそばで
「なにこれ?!」
と数枚のチケットを拾い上げて見ていました。
え?
え?ーーーーーーーーーーーーーー
小学生の男の子の手には青春18きっぷと注意事項の書かれた数枚の紙。
「あー、すみません、それ僕のです!」😲
と感謝の意を示してそのチケットを受け取りました。
いったい、どういうワープをしたんだ?
なぜ入場口のそばに落ちてるの?!
考えても答えはでないけど、最初に取り出したときに落ちたのか・・・
カバンの中をひっくり返して取り出したときに勢い余って飛び出したのか?
とにかく地獄から天国に戻ってきた感じがしました。
北条鉄道に電話して「青春18きっぷありました!」とお詫びの電話をして、西脇市駅の窓口でも「青春18きっぷありました!」とお詫びしました。
ほんと、周りもよく見ないといけないなと言うことを学びました。
何にしても良かった良かった。
やすらぎの道
ほっとしたら、ちょっと散歩でもしようという気分になりました。
西脇市って何があるんだろう。
本当は日本へそ公園に行きたかったのですが、既に日が暮れる。
そこに行くのは無理だな。
次の列車が来る1時間程度で歩いていけそうな場所は・・・
これかな。
途中までは線路沿いを歩いていきます。
やすらぎの道って何なの?
って思っていたらどうやら昔の廃線跡のようだった。
北条鉄道と同じような感じなのにこちらは生き残れなかったんだね。
昔は列車が走っていたのかと思いながら歩きます。
休憩所があるけど別に駅だったわけではなさそう。
さらに先があるけど、もうここまででいいかな。
横断歩道を渡ってまでこの先に行ったらキリがなさそう。
駅に戻ります。
西脇市は日本のへそらしい。
東経135° 北緯35°
なので確かにちょうどいい感じだとは思う。
福知山を目指して
西脇市駅を出発して福知山駅を目指します。
残念ながら日本へそ公園には寄れず。
途中の谷川駅で下車させられます。
ここでも1時間ほど待ちます。
駅前には変わった恐竜がいたけど、他に面白いものはなく。
ブラブラとしてみたけど、何もなかったですね。
まぁ、何も無くてもいいんだけど。
ま、とにかく無事に旅を続けることができて良かった。😌
続く
#鉄印帳旅 #おでかけ #エッセイ #青春18きっぷ #旅のフォトアルバム
#兵庫県 #西脇市駅 #西脇市 #落とし物 #なぜ気づかない #やすらぎの道