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鉄印帳旅(神戸駅) #170

前回からの続きです。

間藤駅

通洞駅で鉄印をもらったあとは、1日乗り放題ですから終点の間藤駅を目指します。
途中、足尾駅がありますがこちらでは降りません。
足尾銅山の最寄り駅は足尾駅ではなくて通洞駅なんですよね。


足尾駅の次は間藤まとう駅。
それほど離れていないのであっという間に着きました。

列車の運行本数も少ないのと間藤駅で観光もあまりなさそうなので折り返します。
いつまで待とう?

この先、約1.9km 足尾本山駅というところまで線路が延びていたそうですが、すぐ近くには痕跡が見られず。
もう少し先には痕跡が残っているようですが、そちらは見に行きませんでした。

駅にはちょっとした展望台みたいなところがあってぐるりと回りを見渡せます。

皆さん、降りて写真とか撮られてました。

宮脇先生の著書は読んだことがないですが、時刻表を片手に旅をするのは最近はやってないなぁ。
2万キロ・・・。地球半周ぐらいを鉄道で。贅沢ですねぇ。

ニホンカモシカの絵。

カモシカの見られる駅だそうです。

まもなく出発します。

13時19分
まもなくの発車です。わずか10分ちょっとの滞在でした。


列車のレストラン「清流」

列車はまた長い草木トンネルを抜けて、神戸ごうど駅にやってきました。
こちらで途中下車します。

神戸と書いて「ごうど」
岐阜県民としてはとても当たり前の読み方ですが、普通の人は「こうべ」と読みますよね?

列車のレストランが気になるのでこちらで昼食をいただきます。

麦とろ定食・・・売り切れ。とろろが入荷できなかったかな。
舞茸ご飯定食・・・こちらにしよう。生ビールも。

列車の中でいただきます。
でも、料理はセルフサービスです。しょうがない。

列車のレストラン。窓の外には駅舎が見えます。
暑いのにいろいろ売り込もうと外で頑張ってる人たち。

喫煙しないけど(そして当然、禁煙です)灰皿が出てくる座席。
今じゃ考えられないですね。

「○番さん、料理できましたー」の声が届いて取りにいきます。

食べるのは舞茸ご飯定食です。天ぷらが美味しそう。
舞茸はちょっぴり苦味を感じるけどそれがいい。

食後の散歩

美味しい舞茸ご飯定食を列車のレストランで楽しんだあとは、まだ次の列車が来るまで時間があるので散歩に出かけます。
と言っても、あんまり近くに有名なものがないんだよな。


味のある駅名標。ごうど。

駅前をとぼとぼと散歩。
梅の実がぼとぼと落ちて腐ってる。
木の枝も横たわっていてあまり人が通った感じがしない。

炎天下。誰もいない坂道を進んでいきます。

暑くて暑くて、傘がないとツライですよね。

大きな道に出ました。

名水コーヒーですって!

山が綺麗だー。

改めて言いますが、炎天下です。

たくさんのニワトリが鳴いてました。ちょっとビックリしました。

少し日陰ができてうれしいけど少し足の悪い山道。

名水珈琲 響

こんな何もなさそうなところに珈琲屋さんがありました。

山の中にある感じです。

到着するなり、
「空いてますか?20分ぐらいしかいられないのですが大丈夫でしょうか?」と尋ねる。
他にお客さんはいない様子。

お店のおばちゃんに自分が駅から歩いてきて、またすぐに駅まで歩いていかないといけないんだと説明しました。
慌ただしい客でごめんなさい。

本当は名水コーヒー(ホット)をいただきたいところですが、無理。
アイスコーヒー500円をいただきました。きっと名水で入れてるはず。

あと甘味300円も頼みました。

おばちゃんに「名古屋から来たんです。わたらせ渓谷鐵道に乗ってね。神戸駅から歩いてきましたよ!」とかいろいろ話していると、まず旅の思い出に一言を。っていう話と漬物と味噌、そして紫蘇ジュース、チョコのお菓子をサービスにいただきました。

漬物のきゅうりは「ごめんなさい、きゅうりが食べられなくて」と返却。
「きゅうりがダメとか珍しいねー」と言われたけどほんとごめんなさい。

あと旅の思い出・・・手が汗まみれ・・手を浮かせながら下手くそな字で少しだけ書きました。
もっとじっくりと丁寧に書きたかったけど体が無理www😆


そして甘味が来ました。
ゴマときな粉のシャーベットかな?コーヒーゼリー添え。
なかなか食べたことのない食感。でも冷たくて美味しかったです。

外ではヒグラシが鳴いてる。自然の音しか聞こえない空間。
普通はまったりして聴くところ。

おばちゃんからミニトマトと炊いたジャガイモをもらいました。
コーヒー代と甘味代しか払ってないのになんかいろいろと貰ってしまったような。😅大丈夫ですかね?

ちなみにチョコのお菓子とジャガイモはお持ち帰り お腹いっぱいなんですw

おばちゃんに感謝を伝え、駅に行くことを告げると列車の時間に間に合うのか?と心配されました。別の男性が出てきて、送った方がいい?みたいな。

「大丈夫です!行きが20分で来れましたから下りだし、最悪走れば間に合いますから!」

そういって丁重にお礼を述べて、駅に向かいました。
炎天下、だるい~!けどね。

神戸駅に戻る

帰り道は時間までに着けさえすればいいのだから気が楽。

十分に涼んだ・・・とは言い難い

薪がいっぱい積まれたところを抜けて、また大通りに出ました。

確か、この辺りで左だなっと。道間違えは絶対にご法度。

また腐った梅の道を行きます。
足裏にぐじょーっとした感覚がときどきやってきます。

列車がやってきたので、こちらに乗って次の目的地を目指します。

続く

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