鉄印帳旅(伊根・舟屋) #107
前回からの続きです。
向井酒造
伊根に来たら訪れたかった場所がこちら。
向井酒造さんですね。
道路を挟んで向かいにも蔵があるのかな?
何かを運んでる人たちがいました。
お店のレジの横にあった古代米 紫小町。
こちらはこの向井酒造さんで有名な伊根満開というお酒で使われているお米なんです。
伊根満開は前に京都に旅行したときに京都酒蔵館で飲んで甘くて美味しいなぁと思ったので、ぜひ来てみたかったんですよね。
あとテレビでもこちらの女性杜氏さんが取材を受けてる姿を見て、元気だなーと思ったんですよね。
残念ながら今は見学はやっていないとのこと。
写真を撮ってもよいか確認して、邪魔にならないようにお店から少し奥を覗いてみました。
おぉ、これは古代米じゃぁないか?めっちゃ紫やな。
写真を撮っていたら奥にあの女性杜氏さんが一瞬見えましたよ!
めっちゃ働いてました。邪魔しちゃいかんね。
マカロンにさばへしこ。
うーん、食べたい!
しかし、贅沢はそんなにできない。
徳利いかも気になるけど・・・伊根満開を1本購入いたしました。😁
伊根満開をリュックに詰めてから思ったんだけど・・・。
帰り際に買えばよかった。😂
向井酒造さんは観光案内所からたいして離れてないんだから、どうとでもなったなぁと少しだけ後悔。
これで自転車のカゴにリュックを入れるということはできなくなったな。😅
芦原さんち
実は観光案内所であらかじめ、舟屋見学の申込みをしていました。
舟屋3カ所巡り共通券といって大人800円。
普通の舟屋は人が住む住宅なので、そういったところでないと見学はできないんですね。
でも、見学できるといってもそこはやはり普通の住宅。
ちょっと入るのにドキドキします。
最初に見学に訪れたのは芦原さんち。
共通券に「芦原さんち」と書いてある。
親しみを込めてそう呼んでるんだろうね。
ちなみに
「共通券を持っていないと入れません」
と入口に書いてありました。
入ってすぐ、2階にあがります。
ここは「2階から見る舟屋」が売りなのですが・・・これは・・・
2階の部屋に入りました。
ただの不法侵入者のような気がしてかなり、ちむどんどんする🤣
不用意に物はさわれませんね。さわりませんけど。
扉を開けて外を眺めるんですけど、カモメやトンビが入ってくるからすぐ閉めろとのこと。
いや、とってもいい景色ですけどね!
泳いでる魚とか見えそうだな。
さっと見て、さっと締めましょう。
1階に誰かいるかなと思ったけど、どなたもいませんでした。
1階からの眺めはこんな感じ。
ほんと海が近い。
兵衛さんち
2軒目は兵衛さんちです。
入口とか分かりづらいからね。
ここは昭和初期に建てられた舟屋なんだとか。
そして、こちらの舟屋はもう漁師はやってないそう。
ここからも、いろんな舟屋が眺められます。
うーん。芦原さんちの舟屋はあれじゃないのか?
近くにはまだ舟屋に入っていない船なんかもありました。
また出かけるのかな?
幸洋丸
3軒目はちょっと離れた場所にある幸洋丸さん。
そこに行く途中に見かけた船。
消防艇っていうのもカッコいいな。
家が燃えたら海から駆けつけて放水するんだろうね。
こちらはは86年前の舟屋らしい。
昭和2年生まれのうちのばあちゃんがもうすぐ95歳だからこれも昭和初期だな。
1階には船があり奥に何かが見えそう。
ここの受付の人に
「低い姿勢になると額縁のように青島と船と青い海を撮ることができますよ」
って言われました。
なるほどね!
あと気になったのがこれ。
もんどり籠っていうらしい。
餌を入れてほかっておくと魚が穫れるらしい。
既に沈められているのを見たけど、確かにイシダイのようなのが入ってるような気がする。
それぞれの舟屋はなんかいろいろと飾ってあって見ていて楽しい。
飽きさせないようにいろいろと工夫してるのかな。
すごいわけじゃないけどね。こういうのがいいじゃない。
あんまり下がると海に落っこちちゃうな。
スマホとともに自分が落ちるなんてドジはしませんよ!
伊根港カンジャガハナ灯台
観光案内所の方から赤い灯台も訪ねてみるといいですよと言われていたのでそちらに向かいます。ただし、猛ダッシュです。
お昼ごはんに訪ねようと思っていたお店があと5分ぐらいでオープンするんですよね。多少は遅れても大丈夫でしょうが混むと嫌だしね。
急いでいるけど、途中の猫ちゃんは撮る。
なかなか海辺の街だけど見かけてなかったな。
たくさんいそうな気配はあるけど。
そんなわけで伊根港の入口に立つカンジャガハナ灯台?に着きました。
うーん、舌を噛みそうだ。なんでこんな名前なんだ?
岩になにか埋め込まれている。
振り返るとこんな感じ。
足をすべらせるとヤバい。
灯台の足元までいってみました。
そして灯台を見上げる。
タイルみたいな感じだとは思わなかったな。
各舟屋はこういった強固な岩盤の上に建てられているそうです。
だから侵食されて建物が崩れないわけですね。
普通に土の上に柱建ててたら波の侵食で家が崩れてしまうもんな。
観光案内所の方もそれが分かる場所だから訪れて欲しいって言ってたわけですね。なるほどなるほど。
さてお腹が空いてきたぞ。
続く
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