鉄印帳旅(碓氷鉄道文化むら) #31
前回からの続きです。
ちょっとこれまでの乗車を地図でおさらい。
これからやりたいことは
碓氷鉄道文化むらに行って
トロッコに乗ることです。
10:57に横川駅について果たしてトロッコに乗れるのか?
トロッコに乗ると終点に20分で行けるのに、乗れないと50分歩く羽目になります。
いや、歩きなさいよって声も聞こえそうですがトロッコに乗った方が楽ですからね😆
◇◇◇
信越本線で高崎駅から横川駅に向かう線路は複線で軽快に走っていきます。
遠くに浅間山が見えて、近づいていくにつれて大きくなるのでなんだかうれしくなります。
周りには壁のような山がたくさん現れてきます。
活発に活動してできた山ばかりって感じです。
浅間山は活火山ですからね。
おぎのやのお店が見えました。うーん、寄る時間はない。
10:57に横川駅に到着。
のんびり写真なんて撮ってられません。
早く入場券とトロッコの券を買わねば。
めっちゃダッシュですε≡≡ヘ( ´Д`)ノ
うわー、何のあと?これ。
いや、のんびり写真撮ってちゃダメだって!
ほほー。
なるほど、なるほど。いや、だから急いで!
入場券を買い求める人たちの列に並びます。
目の前に両親とかもいそうなご家族連れ。
「えー、これ往復の方がいいの?えー、お父さんどっち?」
「片道だと?どれぐらいかかるの?戻ってくるのに・・」
「あれ、これ料金おかしくない?」
「あ、すみません。間違えてましたね。お返しします」
(受付の方が乗る人数か、往復かを勘違いされたようです)
こら、1つしかない受け付けで
そういうことを悩んでるんじゃない!
別に怒ったりはしませんよ。
なるべく決めておいてから並んで欲しいなぁってだけで。
あと、トロッコ乗れればいいんです。乗れれば。
と若干焦りましたが、なんとかトロッコの乗車待ちの列に並ぶことができました。温度センサーも混んでて、えー?!って思ったんですけどね。
11:10の出発が11:03に入場開始。駅を降りてわずか6分でトロッコ乗車。
満員になると乗れないこともあるという話でしたが、乗ることは叶いそうでした。
料金は往復で900円です。
ちなみに碓氷鉄道文化むらの入場料は500円なので合わせて1,400円の出費。
往復で買ったということは帰りもこれに乗らないといけません。
しかし12時台の運転はない様子。運転手がお昼ご飯なんでしょうね。
◇◇◇
それはさておき、トロッコについてご紹介。
トロッコを押し上げるのはこの方。シェルパくん。
シェルパくんはトロッコを後ろからぐいぐいと押し上げてくれる気動車です。
座席は窓のあるふかふかイスタイプと
これぞ、トロッコという感じの窓なしで木の硬いイス。
こちらに座ることができました。
もっとも写真を撮るのなら座らない方がいいのかもだけど。
目の前に風鈴があってチリンチリンと良い音が響きます。
カメラを撮ろうと頭を出して、頭とぶつかりがちだけどw
碓氷鉄道文化むらを回る汽車も見えました。
バイバイ~👋
って後ろの山、すげぇな。登れるんだろうか?
いや、登りたくない気もするけどw
トロッコの右側にはEF63形電気機関車がいました。
なかなか混み合っていてよいところで写真が撮れません。
出発とともに左右に見どころがあるのは困ります😆
実家の目の前で走るのは小さな頃から何度も見た機関車です。
◇◇◇
トロッコは信越本線だった線路を登っていきます。
右の歩道はアプトの道と呼ばれ、真ん中に補助の歯車があった急勾配用の路線で今は散歩道となっています。
右側を50分歩けば、とうげのゆ駅に着きますがトロッコだと20分です。
急ぐ旅なのでトロッコを使うわけです。タイミングよく乗れたのは大きい。
隙間から腕を伸ばして上の写真を撮りましたが、車内はこんな感じです。
撮るためには場所確保大事ーw
座っていた自分には、これ以上、前を撮り続けることは困難でした😆
でも、窓際じゃないとこういう写真は撮れないしなぁ。
究極の選択ですね。
たぶん、今はもう動かない信号機。
後ろを見に行くとシェルパくんが頑張っていました。
トロッコは途中のまるやま駅でしばらく停車します。
何人か、降りて駅から見えるところを撮影してました。
トロッコがまた動き出します。
途中で軽井沢駅に通じる線路と分岐します。
右側が昭和38年にアプトでは対応できないということで作られた信越本線の新線です。軽井沢まで線路が続いているらしいです。
草ボーボーだし、JRの土地なので勝手に入っていけないけど。
11:30
とうげのゆ駅に到着しました。
終点です。
正面には温浴施設がありますが、まだこちらには行きません。
この先を目指します。当然ですが歩きます。
こちらの企画まだまだやってます!
続く
サポートいただけると喜んで活動するタイプです。どうかよろしくお願いいたします。(^o^)