「まんがでわかる 地頭力を鍛える」
はじめに
え？漫画？って思った人はちょっと待って！！
インプットにはいくつか種類があるけれど人の特性として得手不得手がある。なにも活字本だけがインプットの全てではない。オーディブルやYoutubeのまとめだって立派なインプットの方法、漫画もその一つ。要は知識がインプットされれば良い（よね？）
これを認知特性といって自分がどのタイプかわかっていると得意なインプットの方法がわかり、効率よく学ぶことができるとのこと。
知りたい方は下記サイトで試せるのでどうぞ。
認知特性テスト（アーカイブサイトだけど操作はできる）
って誰に向かって説明してるのかよくわからないが、今回は漫画という選択肢があったのでこれを選択した。
別に活字が嫌いな訳ではないが、読み進めるのが遅い身としては絵という視覚報のサポートがある漫画の方がインプットされやすかった、それだけ。
本書を選んだきっかけは最近note界隈で話題になっているRさんの記事を読んだことによる。詳しくはリンクから飛んでいただいて読んでもらえると、とても共感できる記事を書かれている。一気にファンになった。😆
その中で活字版の紹介がされていて、地頭力は鍛えられるというのがとても自分的には気になった。地頭は生まれ持ったものだから後天的なものではないと理解していたので興味を持ったというわけ。
漫画の方がいいよって方もいると思うのでこちらよりどーぞ！
さて、恒例のCopilotさんによる紹介。
『まんがでわかる 地頭力を鍛える』は、細谷 功と星井 博文によるベストセラー『地頭力を鍛える』をコミック化した書籍です。この本は、努力家でありながら結果が出せない27歳のOL・川口美鈴が、思考法を転換していく様子を描いています。地頭力固有の3つの思考力「仮説思考力」、「フレームワーク思考力」、「抽象化思考力」を、「結論から考えよう」「全体から考えよう」「単純に考えよう」という3つのパートに分けて解説しています。各パートにはまとめの解説文も掲載されており、ストーリーを読むだけで理解が深められるようになっています。また、巻末には「地頭力を鍛える」のための書籍リストも掲載されており、さらなる学びに役立ちます。この本は、ビジネスパーソンが直面する様々な壁を乗り越えるための新しい視界を開く入門書として、身近な事例をストーリー仕立てで展開しています。
感想
上記紹介にもあるが、ストーリを追っていくとスルスル読めて頭に入ってくるので忙しい方にもオススメ。1時間くらいあれば十分読める。
思考停止から抜け出そう
知識や経験はネットの発達で誰でもアクセスできるものになった。また変化の激しい時代に正解が変わっていくもしくはわからない世の中では「考える力＝地頭力」の方が重要になってくる。
誰でもって書いたけど検索スキルの問題はあって、これはちょうどドイさんが書かれているのでこちらを読んでみるといいと思う。身も蓋もないけど事実だからｗ
「わからない、しらない、できない」って言う前にどうしたらできるのかを自分なりに試行錯誤してみなさいよってことよね。
限られた時間と情報の中で最善の答えを出すフェルミ推定という手法があり、これを用いることで一旦の仮説を導き出す。そして実行してみて結果を検証する。
結論から考えよう
答えが一つではないのだから仮説思考のもとにまずはやってみる。そして結果を元にアップデートするを繰り返すことが大切。このアジャイル的な考え方が必要なのよね。できる皆さんが言うことは一緒なの。小さく試して少しずつ正解に近づいていくことこそが最短の道筋となる。
全体から考えよう
俯瞰力のことだと理解している。思い込みや勘で突き進むと袋小路に入り込み間違った方向に進んでしまう。
自分の中に答えはない、ロジカルシンキングはイノベーションを阻害する。イノベーションっていうと大げさかもしれないけれど会社の仕事にも通ずる考え方のはず。
単純に考えよう
いつもやっている仕事、会社、業界など独自のものは他では通用しないとなるが、抽象化、一般化することで他への応用を利かせることができる。
日々の仕事にどっぷり浸かって同じ場所、人、価値観に触れ続けていると、仮に抽象化、一般化のスキルがあっても他からの良いアイディアや手法を取り入れることができない。
だからこそ異なる地域、業種、業界の人々と交流するべく越境することが大事だなと改めて思う。
本書を読んだタイミングがちょうどSUNABACOさんのDX人材育成講座を受講中のことで、講義の中で取り上げられていることと一致する内容が多かった。
講座の中で取り上げられた本ではないけれどちょうどよい復習になったなという意味でいつも以上に有益に感じた。
地頭力鍛えれば変化の激しい時代にも対応していける人材となるのだなと感じた。鍛えられるのだからやるしかない。
がんばらにゃー！
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