Xでフォローしているどなたかがお勧めされていた本。副業で会社をもっていることもあり、クラウド会計ソフトを使用するとたびたび目にするし、資格試験の勉強などでも出てくる内容なので、ある程度読むことはできるのだが本質的な理解をしているのかというと怪しい。
本書は前回読んだ「もしドラ」と似たようなストーリー形式で財務3表を学んでいくという内容。とても読みやすく企業会計の本質と基礎的な知識は学べるのでこれから創業しようとする人などにはオススメ。
要約
定番のChatGPTさんによるご紹介。
ストーリーの間に父娘の会計勉強会が挟まりそこで解説が進んでいくこともあって自然に頭に入ってくる。財務3表のそれぞれの関係をあかねの父が説明しながら少しずつ埋めていく流れなので読んでいてストレスは全くなかった。
もちろん簡略化されている箇所もあるので即ビジネスにて作れるのかというと第5部の解説まで含めても足りないとは思うが、財務3表を読めるだけの知識は十分身につくのではと思う。
#ちなみに主人公のあかねが開業したお店はカフェではなくアクセサリー屋w
第1部 あかね、アクセサリー販売の会社をつくる
ここではあかねが起業するプロセスが語られている。プロローグ的なものだと思うので財務3表の解説はないが、資金調達は難しいよ、というより最低限の会計知識は必要でそれがないと金融機関は相手にしてくれない。なので猫山課長の講座受けましょう!😆
結局おじいちゃんに融資してもらうのだが、それは信用によるものというお話。
ビジネスでも結局は人相手なので信用はとても大切であり、成功への第一歩だと感じる。
第2部 原宿のお店で営業開始
PLやBS、CSと聞くと小難しいと思う、ましては複式簿記?気持ち悪くなるレベルでワケワカランとなる。しかしそれぞれが何を表しているのかを理解すれば意外とシンプルで恐れるほどではないと思えるようになる。
第3部 事業は大きくなっているのに、お金が足りない!?
個人で物やサービスを購入するときは基本的に等価交換のため基本的には現金の授受が発生する(クレカとかバーコード決済とかについては割愛するが基本は同じ、、、で合ってる?)。
しかしビジネスの場では信用をベースにやり取りをすることになるし、金額が大きいことも多いので基本は掛けになる。
見積→注文→納品(検収)→請求→支払→領収
大人になればこの一連の流れは独立してようが、会社員だろうが触れることになる。いわゆるこれらを始めとする企業活動を帳簿に記録して管理することが会計なので、実は知ってしまうとそんなもんかという感想。それはそれとして、、、
「会社は赤字になっても倒産しないが、キャッシュ(現金)が回らなくなったら終わり」
これな!!これだけは肝に命じておかないとほんとやばい。😓
「キャッシュ・イズ・キング」です!😆
第4部 1年間の経営の成績表ー決算と配当
掛け商売に加えて、減価償却もお金の動きがあるわけではないので余計にわかりにくいかなと。この概念が理解できればかなり会計の理解の助けにはなると思うので頑張りましょう。この本読めばきっとわかるw
あと当然だけど、、、
社会の一員として
「人も企業も社会の貢献する義務がある」
だよね!
会計入門の本だけど良いこと書いてある!
第5部 財務3表の知識をビジネスの現場で使うために
作者の國貞さんがより実践的な説明をされている部。ストーリー部を読んできていたら抵抗なく理解できる。
ここまで読み進めてきたら自分の会社の財務3表を見てみたくなるんじゃないかなと思う。
駆け足気味だけどとりあえずアウトプットしてみた。
間違いあったら教えてください。💦
ご購入はこちらからどうぞ!