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そうだ、僕らはそこからやってきた
先日、「誕生日が迫ると思い出す父との電話。」と題し、ちょっぴりノスタルジックな父の話を書きましたが、やの家は基本的に「涙1:9笑い」の家族なので、note開設の初っ端としては、まちがえたかな、と思いました。
なので、また父の話でリベンジを図りたいと思います。
「誕生日が迫ると思い出す父との電話。」でもチラッと触れた、父が前立腺癌を患ったときの話。
いろいろな経緯はさておき、結局のところ、男性
誕生日が迫ると思い出す父との電話。
そのとき、私は荒んでいました。
ことごとくうまくいかない仕事のことで、人と話すことさえ疎ましく思っていました。
携帯電話がうるさく着信を知らせます。
「出たくないな」
そう思って無視することを決め込みましたが、こもるようなバイブレーションの音は、一向に止む気配がありません。
しつこいなぁ、と面倒くさくもディスプレイをのぞいてみると「実家」と表示されていました。
「親父か」
母であれば