ウサギくんとカメくん
〜やまのぶ版 ウサギくんとカメくん はじまりはじまり〜
ある日、ウサギさんがみんなにお話をしていました。
ウサギくん:「僕が一番足がはやいんだもんね!」
するとカメくんが
カメくん:「いやいや!僕だって負けないよ!」
ウサギくん:「よし!それなら今から競争しよう」
みんな:「応援するよー!私は審判やるー」
「ゴールはあの丘の上の木でいいかな?」
「いいぞー!!」
ウサギくんとカメくん:「よし、勝負だ」
審判の子:「位置について!よーい!どん!」
みんな:「がんばれー、負けるなー」
ビューン!ウサギさんは猛スピードでスタート!
カメくんは、、、あれ?思ったよりゆっくりでのスタート!
みんな:「おーい!亀さんもう少し急がないと!!」
まだまだ見てろよー追い抜いてやる!!
ウサギくんはもう姿も形も見えません。
カメくん:「ゴールするまでは諦めないぞ!一歩ずつ進むんだ
」
一方、その頃ウサギさんは後ろをチラチラ振り返りながら
ウサギくん:「もう亀さん見えないや!ああ!そうだ、ゴールギリギリで隠 れていて亀さんがゴールの近くにきたらゴールしちゃおうかな!」
ウサギくん:「少し草むらで横なって隠れていよう!」
ウサギくんはこのような作戦を立てて、草むらで横になりました。
審判や仲間のみんなは車で先回りしてゴールで待ってました。
おお!カメくんの姿が見えてきました!
みんな:「あれ?ウサギさんは?亀さんが見えるならもうゴールしてもおかしくないよね?」
なんとウサギさんはお昼寝をしてしまっていたのです。
亀さんが諦めずにゴールの目の前にきました!!!
その頃、ウサギは起きて、通ってきた方向を見るとまだ亀さんは見えません。
ところが、ゴールの方からは歓声が聞こえてきました。
もう亀さんがゴール目の前にいるではありませんか!
ウサギくん:「大変だぁー!!負けてしまう!間に合え〜!!」
そこから物凄い勢いでゴールへ向かいますが、
少しだけカメくんの方が早くゴールに到着しました。
みんなは驚いています。
みんな:「カメくん勝ったの!?すご〜い」
カメくん:「やった〜!!勝ったぞ!でも、ウサギくん草むらで何してたの?大丈夫?転んじゃった?怪我でもしたのかな?」
カメくん!よく諦めずに走り切ったね!
カメくんはウサギくんの心配をしています・・・。
ウサギくんは勝負に負けたこともそうですが、カメくんを下に見ていて手を抜いていたことだったり、、、
そんなカメくんに心配までされてしまっている自分は次こそは油断せずに全力で走りきろうと決意したのでした。。
〜〜〜おしまい〜〜〜
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