ハンドメイドでバリエーションのある働き方づくりに立ち向かう
SNSやECサイト運用をできる人がいない。
本当はwebとか諸々デザインできる人を雇いたい。
社外のリアルな感性や視点を吸収したい。
本当は○○っていう新しい事業にチャレンジしてみたい。でも手をつけられてない。
そもそもどこから手をつけていいかわからない。
どれも、実際に地域企業の経営者からお聞きした困りごとです。
今は事業再構築補助金の募集に伴って、大なり小なり業態転換や新事業なんかにチャレンジされているところが少なくないです。
当然ながら、新しい仲間を必要とすることも多いと思います。
でも、そういう人を自社でフルタイムで雇うのは難しい。
というケースも多いです。
もともと人材紹介サービス、いわゆるフルタイム正社員を中心にお繋ぎしていた僕らにとって、手強い困りごとです。
こういう地域企業のお悩みを聞くなかで、もともと描いていた地域の人と仕事をシェアするという構想が、"まちのタレントバンク"という人材シェアサービスにつながっていきました。
まちのタレントバンクとは
自身の個性やスキルを活かしながら、地域課題の解決のために複業など自分らしい働き方にチャレンジしたい個人と、そういった人材を活用し、既存事業や新事業の次の一歩を踏み出したい地域の中小企業が繋がるシェアリングコミュニティ
自分らしく働きたい個性ゆたかな人たち
個性を持った人の力を借りたい地域企業
ハンドメイドな働き方を創ることで実現できる繋がり方、それぞれが心地よく前に進める繋がり方。
そんなことをどうやって実現できるか、日々考えて、実践し始めています。
バリエーションある働き方づくりに必要な要素
今、実証実験中の働き方づくり。
すでに10名ほどの方にご参加いただいています。
本当に面白い方々ばかり。それぞれに人としての魅力と武器を持ってらっしゃって、少しディスカッションするだけでワクワクするアイデアがどんどん生まれてきます。
心地良い関係性をどう創るか。
何度もやり方を見直しながら、試行錯誤の日々です。
大事なのはちゃんとその人の個性(創造性)が発揮されるように働き方のバリエーションや幅感をどう確保できるか、だと感じてます。
僕(運営側)が何か型にはめて創造性の芽を摘むようなことはしちゃいけないと痛感しました。
そのために今、必要と感じる要素を振り返りも兼ねて。
○依頼側の"実現したいこと"から細分化する
まず、「"課題解決"に寄りすぎず、"やりたいことの実現"にフォーカスする」ということを意識したいです。
なぜなら、社内だけではやりたくても出来なかった.中長期の価値創造を応援したいからです。
これと両輪で、やりたいことのジャンルを絞って、さらに業務レベルまで細分化して見える化できていくといいなあと思います。
<DX>
デジタルマーケティング
SNS、EC、HPの立上げ・運用
データ分析
バックオフィス効率化(SaaS等)
<デザイン>
webデザイン
プロダクトデザイン
インナーデザイン(キャプション、備品等)
<経営企画>
ビジネスモデル変革
組織改革
リブランディング
etc.
こういうことを整理しながらお話を聞いて、まちのタレントバンクとしてチーム感をもって応援できるスタイルができれば。
○タレントバンクメンバーの人となりの見える化
依頼者側の思いやニーズをしっかり知る、と同時にタレントバンクにどんなメンバーがいるのかをしっかり知ってもらえる工夫が必要ですよね。
人となりを少しでも知れるように。これに対して、まずはメンバープロフィールつくる準備を進めてます。
○タレントバンクメンバーの多様化
今のメンバーは士業の方から地域企業の社員、フリーランスの方まですでに多様な方々です。
でも、もっと個性をとがらせていきたいと考えてます。
SNSの運用ができる人がいれば。
でも一日中働いてもらうほどの仕事量があるわけではない。
こんな地域企業に対して、学生さんがデザインやSNS運用などなど、自然にできることを活かして地域企業をサポートする「デジタル逆メンターチーム」的なメンバーも増やしていきたい。
就労型インターンみたいなイメージですかね。
色んな切り口で地域のパラレルキャリアを応援していきたいと思います。
書ききれなくなさそうなので、今回はこのあたりにしておきます。汗
どんどん立ち向かう
口で言うのは簡単なんですけど、ほんとうに手探りで悩みは尽きません。やりがいのあるチャレンジです。
引き続き丁寧に、そしてスピーディにどんどん突き進んでいきます。
だからこそこうやって、noteじゃなくても良いんですが、立ち止まる→振り返る→言語化する→修正していく、という時間を持つのが大切だと思うんです。
想定以上に長くなってしまいました。
今回も読んで頂きありがとうございました😊