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詩って、分かるって言えないんですよね、どこか。詩集を買ってみたりして、共感する行を見つけたり。それで、わたしも詩が分かる人間でよかったな、なんて浅はかなことを思うわけですが。実際にはなんにも分かったなんて言えない。ときにはあまりにも分からないから声に出して読んでみたりして、うん、リズムがいい、なんて分かった気になったりして。 分からないけど、なんか良い。そういう感覚も、大事にしようね。 #看板 #エッセイ
タイムマシンではなくタイムトンネル。トンネルが怖い。小学生の時にみた千と千尋の神隠し、千尋とわたしは同い年だった。あれは別世界へとつづくトンネル。初めにくぐってしまうときよりも、振り向いてはいけないあの帰り道がものすごく怖かった。もう会うこと、話すこと、知ることのできない恐怖。別れの寂しさ悲しさ恐ろしさ、ほんの少しだけ解った気がした。 あれからトンネルを題材にした作品をいくつか読んだりみたりした。トンネルの奥の奥、先の見えない出口の先に、なにかがあることのロマン。もしかし