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2021/8/24 アフガニスタン 米国とタリバンの緊張高まる 退避の動きに影響懸念

2021/8/24 夜のニュース比較、文字起こし

【新型コロナ「災害級の危機」医療現場からの"警告"】
NHK:ニュースウォッチ9 7’13

星アナ「最後の砦、三次救急の現場で患者を受け入れるのが難しい状況、衝撃を受けます。自分の身は自分で守ってほしい、という医師の言葉に、ここまできているのかという思いです。」
田中アナ「平時なら受けられる医療が、もはや受けられない事態になっている地域が増えています。事態の深刻さを理解し、備えることが“災害級“という意味だと思います。我が事として捉える必要があります。」

【東京 新型コロナ トリアージ入院調整の現実】
日本テレビ:Newszero 2’39

有働アナ「今日の時点でも状況は変わっていない(入院調整を行っている)、ということなんですよね。」
落合陽一氏(筑波大学 准教授)「そうですね。例えばトリアージって、災害や戦争とか大規模な事故の時っていうイメージが強いですけど、医療現場はその状態ですよね。一方では、病院の外ですとか、今のこのテレビの前で、日常過ごしている方もいるっていうのが、両方が同時に存在するっていうのが違和感があって、それで更に患者が増えていく訳で、それってなかなかいたたまれない気持ちになるんだろうなあ、と思います。」
有働アナ「先程この先生から改めて“こんなトリアージが生じたらいけないんです。でも、しなければいけない現状を皆さんに認識して欲しい“と連絡がありました。今一度この災害で自分に出来る事、一緒に考えて頂けたらと思います。どうぞお願いします。」

【子どもの新型コロナ「デルタ株」感染拡大 子から親へ"逆流"感染の危険性】
テレビ朝日:報道ステーション 21’36

森川アナ「子どもの感染が拡がる中、もう間もなく新学期が始まってしまう訳ですけれども、何が一番いいのか?各自治体、学校、難しい対応となりますね。」
太田昌克氏(共同通信社 編集委員)「そうですね。ポイントは、やはり学びの安心・安全、これを国がきちんとどう保障するか。そのための制度設計、何が必要かということだと思うんですね。例えば、教職員の先生方へのワクチン接種ですけれども、昨日萩生田文科大臣の記者会見聞いていますとですね、希望する教員が出来るだけ早く接種出来るように各自治体には配慮をお願いしたい、という風におっしゃってたんですけども、もうあと1週間ですよね、夏休み。」
森川アナ「そうですね、時間がないですね。」
太田氏「間に合うのか?と心配ございますし、例えば学校で感染した児童さんが出られた場合、すぐに濃厚接触者を特定しなくてはいけない。だけど、これ保健所が特定しますから、保健所今手一杯ですよね。判断待ってると2、3日経ってクラスターが発生するかもしれない。そしたら、学校独自で濃厚接触者を特定出来る、そういう仕組みを考えなければいけない訳ですよね。文科省の担当者にその辺どうなってますか?と取材したら、目下検討中だということで。」
森川アナ「検討中。」
太田氏「ちょっと遅いんです。やっぱりガイドライン作りがここでも急がれますし、やっぱり先手先手で早く学校で感染が拡大しないよう、国には手を打ってもらいたいと思いますね。」

⚫︎アフガニスタン情勢
【アフガニスタン 米国とタリバンの緊張高まる 退避の動きに影響懸念】
NHK:ニュースウォッチ9 6’45
【G7緊急首脳会議 アフガニスタン情勢めぐり議論へ】
日本テレビ:Newszero 0’30
テレビ東京:WBS 1’47
【アフガニスタン 退避を求め空港に…】
TBS:News23 1’36
【政府 日本人退避に向けアフガニスタンへ自衛隊機が出発】
フジテレビ:FNN Live News α 2’56

三田アナ「自衛隊機についてはG7サミットに間に合う形でアフガンに向かいましたね。」
風間晋氏(解説委員)「アメリカは今アフガン撤退作戦を必死の思いで進めています。同盟国として、そしてともだちとして、各国がそれぞれやれることで示す。それはG7の結束強化にも繋がると思います。問題は今月末の撤退期限をめぐるタリバンとアメリカの交渉の行方です。今は撤退作戦を容認しているタリバンですけれども、万一敵対的となったら、空港は戦場となりかねず、離発着するその輸送機は携帯式の地対空ミサイルの格好の標的となってしまいます。そうでなくても、アメリカ兵が持ち場を離れ、輸送機に移動したとわかったら、空港は大混乱に陥って、また離陸を強行となりかねません。撤退作戦は、いつも困難で悲惨と言われますけれども、安全が確保出来ている今の内に、出来る限り多くの人達を出国させ、そして撤収する。自衛隊機もその一役を担うことになります。」
三田アナ「そうですね。G7では米軍の撤退完了期限について協議されますが、バイデン大統領は難しい決断を迫られそうです。」

【アフガニスタン タリバン報道官に初単独インタビュー】
テレビ朝日:報道ステーション 5’02
【G7緊急首脳会談 日本に求められるものは?】
テレビ東京:WBS 1’59

大江アナ「避難をしようとする方、アフガニスタンたくさんいらっしゃいますから、この方々の安全、心配ですね。」
滝田洋一氏(解説キャスター)「全くその通りですよね。今回のG7で、まさに難民の方をどうやって救援するかという事が重要な課題になっている訳なんですよね。呼び掛けたのはイギリスのジョンソン首相なんですけれども、アメリカと一緒にアフガンに介入していますから、その意味でもこの問題真剣に受け止めているんだ、ということだと思います。」
大江アナ「やはり自国が関与したことについては、責任を持つという姿勢なんでしょうか?」
滝田氏「そうですね。ドイツの場合もそうなんですけど、ドイツはNATO、北大西洋条約機構軍の一環としてアフガンに関与してますから、その意味でもドイツも関係が非常にあるということだと思うんですね。で、日本はどうかと言うと。」
大江アナ「この局面で出来ることはありますか?」
滝田氏「大量の難民を日本が受け入れるというのは、おそらく今までの経緯からして、僕は残念ながら難しいと思うんですね。ただ一つ言えることはですね、アフガンでいろんな形で日本に協力してくれた方はいる訳じゃないですか。」
大江アナ「そうですね。」
滝田氏「タリバンから狙い撃ちにされないように、その人達の身の安全を、やはり確保するということは重要な仕事になってくると思います。そこはやるべきだと思うし、やらなきゃいけないんでしょうね。」
大江アナ「そうですよね。」

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