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2022/3/9 ウクライナ チェルノブイリ原発 ロシア軍侵攻で電力喪失

2022/3/9 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナの新規感染者は高止まりしているが
ニュース番組での取り上げる時間は収束しつつある。。。

ウクライナ情勢

日本テレビ:Newszero
【ウクライナ チェルノブイリ原発 ロシア軍侵攻で電力喪失】

有働アナ「この状況をどういう風にご覧なっていますか?」
辻愛沙子氏(クリエイティブディレクター)「原発で何かが起きているだけで現地の方は不安が大きいと思うんですけれども、更にロシア軍が制圧しているとなると、復旧の作業が無事進むのか?という恐怖もとても大きいと思います。どんなロジックが例えあったとしても、絶対にあってはいけないことだと思います。」

テレビ朝日:報道ステーション
【ウクライナ チェルノブイリ原発 ロシア軍侵攻で電力喪失 IAEA「安全性に重大な影響を与えない」】

大越アナ「安全性に重大な影響を与えないと見ている、というIAEAのコメントでした。ただ、このニュース続報に注意が必要ですね。毎日この驚くようなニュースが入ってきてますけれども、驚くことに慣れてしまってはいけないと思うんですよね。現にウクライナでは決してあってはならないことが今日も起きています。」

NHK:ニュースウオッチ9
【米国 バイデン大統領 ロシア産原油など輸入禁止】

和久田アナ「制裁による影響がどれだけ私達の経済、そして暮らしを直撃するのか?その不安というのは、たしかに大きいんですけれども、ただこうしている内にも現地では毎日のように子どもをはじめ多勢の命が失われています。その現実から目を背けることはあってはならないですよね。」
田中アナ「そう思います。そして先程のCIAのバーンズ長官の公聴会の中で気になった発言がこちらです。“ウクライナの激しい抵抗に直面しているプーチン大統領は事態をどう収集するのか答えを持ち合わせていない。今後数週間危険な状況だ“と。つまり、今後も厳しい情勢が続くというアメリカの分析です。痛ましい状況、1日も早く終結させなければなりません。」

フジテレビ:FNN Live News α
【米国&英国 ロシア産原油を輸入規制へ】

崔真淑氏(エコノミスト)
・「投機的な動き」加速→需要以上に価格高騰も
・大きな価格変動・・・賃上げや投資にも悪影響
・「エネルギー自給率の差」が経済格差を広げる

三田アナ「国際的なエネルギー市場は混乱を極めていますが、更にそれが金融市場に及ぼす影響も注視していきたいと思います。」

テレビ東京:WBS
【ウクライナ 人道危機 米国がロシア原油禁輸を発表】

佐々木アナ「ウクライナ国外で避難する方というのは、今後数ヶ月で400万人を超えると見られています。この戦闘の長期化というものを防ぐには、ロシアへの制裁がカギを握りますが、原油の禁輸に踏み切ったアメリカ。でも、EUには各国の判断に任せるということになっているのは、どうしてなんでしょうか?」
原田亮介氏(解説キャスター)「ビデオにも出ましたけれど、ロシアへのエネルギーの依存度がヨーロッパは非常に高い。アメリカは自給率ほぼ100%なんで全く違うんですね。実際もう侵攻が始まる前なんですけれど、消費者物価の上昇率はヨーロッパ5%近辺。アメリカは7.5ですから、それよりずっと落ち着いているんですが、エネルギー価格ですね。暖房費だとか光熱費とかガソリン代、こういったものがイギリス、ドイツ2割ですね。イタリアはもう4割。」
佐々木アナ「4割というのは大変な状況ですね。」
原田氏「しかもドイツなんかは今年中にもう6割まで上がると言われてたんですよ。で、そこにこれからなんですね。制裁と軍事侵攻で原油が上がってる影響が出てくるのは。」
佐々木アナ「そういうところを考えますと、ヨーロッパはエネルギーの禁輸というのには今後踏み切れないんでしょうか?」
原田氏「そうですね。EUは時間をかけてロシアの天然ガスへの依存度を下げると言っているんですが、せいぜいそのくらいで、これから制裁の返り血というのはもっと大きくなるんじゃないでしょうかね。」
佐々木氏「日本はどうでしょうか?」
原田氏「日本はサハリン2というLNGをロシアから日本へ輸出してるんですけれど、ある地方のガス会社、LNGのほぼ半分をこのサハリン2に依存してたりするんです。だから、これから調達も多様化するんでしょうけど、これ簡単じゃないんですね。そういう意味で勇ましく禁輸となかなか言いにくい事情はヨーロッパと日本、同じようなところですね。」
佐々木アナ「安定供給というものを考えると、すぐにアメリカに追随するということはなかなか出来ないだろうということですね。」

【「有事の円買い」は起きていない?ウクライナ危機で通貨の動きは】

佐々木アナ「声明で安全に問題はない、ということで緊張が走りましたね。」
原田氏「そうですね、ひとまず安心ですけど、引き続き要注意という。まだ動いている原発も攻撃目標になったりしてますからね。」
佐々木アナ「あってはならないことですけれども、こうした有事の際には円が買われると言いますけれども、ただ今回はその通りに動いていないんですね。」
原田氏「そうなんですよ。」
佐々木アナ「ウクライナ侵攻後の各国通貨の騰落率です。」
原田氏「まず円が買われていないのは2つ理由があって、経常収支の赤字が膨らんでるので円買い材料にならない、これが1つ。もう1つは景気の回復感がない。これから物価が上がっていっても、金利が上がらないんじゃないか?と。これが円が買われない理由ですね。」
佐々木アナ「そして円よりも弱いというのがこちら。ユーロが本当に売られています。」
原田氏「先程から話していますように資源高による打撃が一番大きい。そこがユーロが売られる理由ですね。逆に資源価格が上がると潤う、豪ドルは上昇しているということですね。もう一つ、ウクライナ危機が例えば戦勢が拡大して、ポーランド国境軍と接触するというような事態になると、これはやっぱりリスクがある。で、ポーランドの通貨が売られたりしている。」
佐々木アナ「そのポーランドですけれども、通貨の急落を受けて中央銀行が0.75%という大幅な利上げに踏み切りましたね。」
原田氏「この利上げは通貨防衛のための輸入を防ぐ利上げですね。そういう意味で経済制裁で傷つくのは一番はロシアですけど、我々も我慢比べに勝たなきゃいけないということですね。」 

国際

テレビ東京:WBS
【中国 2月の卸売物価指数 8.8%プラス】

佐々木アナ「中国経済にもやはりウクライナ情勢による原油高の影響、今後出るということなんですけれども、その中国はロシアへの対応としては欧米が制裁や原油の禁輸に動くのとはちょっと違う動きを取ってますね。」
原田氏「そもそも中国は台湾海峡問題があって、東アジアでアメリカと覇権争いをしている。そういうポジションの中でロシアが言っているNATOの東方拡大に協調して反対と言っている。今回ロシアの制裁についても反対ということを明言している訳ですね。ですから、そこで今ロシアに対して小麦の輸入拡大を表明している。で、ロシアのガス田の開発に資本参加もしている、と。そういう関係にあるんですね。」
佐々木アナ「この構図を見ていくと、ロシアを経済的に何となくサポート、支援しているようにも見えますけど、中国の思惑というのはどこにあるんでしょう?」
原田氏「中国の思惑は自国の利益になるかどうか?なんですね。小麦の輸入拡大というのは、アメリカやオーストラリア、中国と対立する側の陣営、ここからの輸入に依存しないで食糧を確保するということですね。ガス田についてもメジャーや日本の企業が参加しているところがもしいなくなれば、そこの権益が中国側に回ってくるという、そういうことも見込んでいると思いますね。」
佐々木アナ「ということは、中国は漁夫の利を狙ってる、というようにも見えますけれども、ただし国内の経済を見ますと、22年の成長目標というのは5.5%。これ去年から引き下げたんですね。」
原田氏「それでもIMFなんかは4%台の成長予想してますし、かなり厳しいんですよ。不動産不況改善失って、都市開発のプロジェクトもなかなか動かない状況。今そういう状況なんで、そういう意味でロシアの制裁で世界経済混乱してほしくないなということを習近平さん思ってるんじゃないですかね。」

フジテレビ:FNN Live News α
【アップル 5G対応「iPhoneSE」発表】

長内厚氏(早稲田大学ビジネススクール教授)
・「大幅なデザイン変更無し+α」変わらない力
・「新しさ」ではなく「需要ある性能」を追加
・一製品あたりの利益率上げるビジネス手法

三田アナ「製品を作るには様々な機能を足していくモノづくりの発想ではなくて、顧客の視点に立った引き算の発想。ここにモノが溢れている時代であっても、世界中で買われるためのヒントがあるようです。」

東日本大震災から11年

TBS:News23
【<震災11年つなぐ、つながる>今大地震が起きたら…“あの行動”実は危険】

国山アナ「映像でご紹介しました大地震の時にやってはいけない行動、5つまとめてみました。いかがでしょうか?」
小川アナ「やってしまうなあ、という風に感じてしまいました。特に電気を見上げる。スタジオで実際地震が発生した時も照明を見上げて、揺れの大きさなど確認しますよね。やってしまいがちですし、寝ている時に地震が起きたら、冷静じゃいられないので、どちらもやってしまうなあと思いました。」
国山アナ「そうですね。子どもの名前を呼んでしまうということもあると思うんですけれども、具体的な指示を出すということが大切になってきます。そして、家の中の避難場所として物が少ない廊下が最適というお話ありましたけども、廊下にスペースが取れない場合は家のどこかに倒れてくる物がない安全な場所を事前につくっておく、これが大切になります。映像にもありましたけど、本当にこうした家具が凶器になってしまう、飛んでくるという危険性がありますので、こうした備えが身を守ることに繋がるということですね。」
小川アナ「本当に咄嗟の行動を間違えないようにするためには日頃の意識の積み重ねというのが大切になってきますよね。」
国山アナ「そうですね。私もこういった安全な場所、家でつくってみましたけれども、意識を持ち続ける。これだけでも大きな差になると思うんですよね。」
小川アナ「この瞬間に地震が起きてもおかしくない訳ですから、みなさん実践、点検お願い致します。」

その他

日本テレビ:Newszero
【配信番組「Update the World 性の話はタブー?をアップデート」告知】

辻氏「性教育が遅れている日本でも、自分の身体は自分のものって大事に出来る文化と知識が広がってほしいなと思います。」

テレビ東京:WBS
【味わい進化!ノンアルコール飲料 新商品相次ぐ】

佐々木アナ「まだまだ伸びる、と言うことですが、飲みますか、ノンアルコール?」
原田亮介氏(解説キャスター)「何か昼間会議中にこういうノンアルみたいやつ飲めると変わると思うんですけどね。」
佐々木アナ「そういう方も多いという話もありました。」
原田氏「ちょっとあまり出しにくいですよね。」
佐々木アナ「そうですね。原田さん、どちらかと言えば日本酒を飲むイメージかもしれません。選択肢が増えることは楽しいですね。」

【羽田空港周辺「多摩川スカイブリッジ」開通 橋で生まれる先端医療都市】

佐々木アナ「大きな意味のある橋になりそうですね。」
原田氏「そうですね。空港が近いということで、国際交流拠点にもなりうるから、医療という先端の分野を切り開くにはいいんじゃないでしょうかね。」
佐々木アナ「そうですね、はい。」

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