チェルノブイリ
廃墟好きとしてはずっと行ってみたかったところですが、行ってみたら想像以上に衝撃的だったし、詳しく知れてよかったなと思いました。ただの廃墟じゃないし、今でも厳重な警備をされているところです。
この街は原子力の工場で働くために作られて、給料が良かったので、人も集まってきて、遊園地も作って、コンパクトに全部詰まったいい街だったそうです。でも原子力という危険な物を扱ってるとは働いてる人も知らなくて、火事になったときに駆けつけた消防士たちが大量の放射能を浴びてしまったらしいです。
だんだん街にも流れていってるのに機密事項だったので何も知らされず、しばらく放射能を浴びて生活していたそうです。ある日もうさすがに危ないとなり急に街の人全員バスに乗せてモスクワの放射能専門の病院に送られて、着いた頃からみんな病気になっていったそうです。
だから街が全部急に空っぽになった状態のまま今も残っています。遊園地は結局プレオープンしかできなかったそうです。
土に放射能が染み込んでいるので機械を当てるとすごい数値が出ます。ある場所は車の中でもすごい数値が出るところもありました。
今も働いてる人たちがいて、アパート一棟に1人とかの割合なので、帰り暗い街にポツポツ灯りのついた部屋があるのがなんとも言えない光景でした。
近くにある巨大レシーバーも凄かったです。他の国がミサイルを打つ信号を受信するという機械だそうです。発信機も別の場所にあります。
街の人用に食堂があり、私たちもそこでお昼を食べます。全てものすごく美味しかったです。
あと、街中に犬がたくさんいます。
⬇️はチェルノブイリの写真になります。ランダムになってしまいましたが、見てみてください。
キエフからツアーが出ていてガイドさんもすごいいい人でした。帰る時は検問みたいなとこで放射能を測られるんですが、すごい古いソビエトっぽい機械でなんかカッコよかったです。
では、良い1日を。
Mia