明智光秀が生前信仰していた寺に埋葬「谷性寺(光秀寺)」真横の「篠葉神社」も忘れずに
「こくしょうじ」と読み、明智光秀ゆかりの寺。訪れるベストシーズンは桔梗の咲く季節。例年6月下旬から7月下旬にかけて「丹波かめおか光秀物語 ききょうの里」と銘打つイベントが開催、門前に広大な花畑が出現し、桔梗をはじめとするさまざまな花が咲く。
変更履歴
2021/12/01 初版
▼HP なし
▼アクセス
京都府亀岡市宮前町猪倉土山39
▼祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
「こくしょうじ」と読み、明智光秀ゆかりの寺。谷性寺を訪れるベストシーズンはやはり桔梗の咲く季節。例年6月下旬から7月下旬にかけて「丹波かめおか光秀物語 ききょうの里」と銘打つイベントが開催、門前に広大な花畑が出現し、桔梗をはじめとするさまざまな花が咲く。
境内には光秀の首を葬ったといわれる塚がある。1582年6月、明智光秀は豊臣秀吉に山崎の戦いで敗れ、坂本城へ向かう途中、山科・小栗栖で落ち武者狩りをしていた民衆に襲われ落命、側近の溝尾庄兵衛が光秀の首を隠しておき、後に光秀が生前信仰していた谷性寺に埋葬したとされる。
谷性寺(光秀寺)左側に「篠葉神社」が鎮座している。清和天皇の第六皇子で、清和源氏の始祖・貞純親王が当地の氏神として創建したのが始まり。祭神は、神武天皇の祖父・山幸彦こと「ヒコホホデミ」、「大山祇命」、「野椎命」である。
境内社に、八幡宮・大山神社・稲荷神社・内宮神社・外宮神社・秋葉神社があることから、古社と思われる。「ききょうの里」では谷性寺とお祭りを行っている。
谷性寺では6月~8月に明智家紋である「ききょう」が咲き乱れることから、別名「桔梗寺」とも呼ばれ、毎年夏、門前ではキキョウ園が開園する。ききょうが見頃を迎えるまでは550株のあじさいが広い範囲を彩り、その他にもゆりも500株もの規模で咲き、訪れる人を楽しませてくれる。