出雲氏の近所に物部氏「宇和宮神社」鶴と亀が統べる【湖南シリーズ】【滋賀湖南シリーズ】
717年に領主・物部玉岡宿祢国照・国経親子が、倉稲魂命・大山祇女神・土祖神の三神を勧請して創建。本殿は、1505年に棟上げしたことが棟木に記されており重文。
養老元年、玉岡宿禰広国の勧請とされている。興福寺官務牒疏蜂屋寺の条に「鎮守宇賀魂神」と記されている。
境内社には大神宮社・八幡社・春日社・住吉社・稲荷社があり、八幡社は、この地を治めた土豪・蜂屋氏が勧請したようだ。蜂屋氏は清和源氏の一族で、八幡社は蜂屋氏の守護神であるといわれています。この蜂屋氏の居城として「蜂屋城」が宇和宮神社の南側にあったとの伝承があるとのこと。
変更履歴
2023/03/14 初版
▼HP なし
▼アクセス
滋賀県栗東市蜂屋231-1
▼祭神
ウカノミタマ、オオヤマツミ、土祖神
▼見どころ
かつては琵琶湖まで通船されていたそうな
祭神の中に「大山祇神」と思わせつつ「大山祇女神」と「女」が入っているのは珍しい認識
飛鳥時代の頃は物部氏の田荘であったとされる
奈良時代に金勝山に金勝山大菩提寺が建立されると、この大菩薩寺の二十五別院の一つ「物部山蜂谷寺」が開かれたとされる
興福寺官務牒疏には「蜂屋寺、在栗太郡物部郷、号物部山、僧房二十宇、天平四壬申(732年)勅願、隆尊僧正開基、本尊九品阿弥陀仏、建久三年(1192)再建・・・」とある
境内社の八幡社は当地の武士・蜂屋氏の守護神
蜂谷氏は南北朝時代に南朝に所属して活躍した栗太武士
本殿は1505年のもので重要文化財
→拝殿・本殿
拝殿の屋根の大きさと反りと檜皮葺がよい感じですね。
本殿は重要文化財です。
→稲荷社
→摂社・末社「??」に力石??
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