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擦り達磨と荒神さん「鹿嶋神社」出雲大社古材!皇室菩提寺より迎えた荒神【播磨シリーズ】
祭神は鹿島神宮・香取神宮の祭神「タケミカヅチ」と「フツノカミ」。国分寺の東院として大日寺が建立された時に鎮守社として建立した。荒神さんは、京都皇室の菩提寺である御寺・泉涌寺の塔頭・来迎院より迎えた荒神。地元では初詣といえばココだそうです。参道にはかしわ餅の店が数件ある。
京都皇室の菩提寺である御寺・泉涌寺の塔頭・来迎院
三宝大荒神が見どころ。日本最初の荒神さん。「ゆな荒神」という別名があり、昔から皇室の方々が安産を祈願されてきたよう。
変更履歴
2023/04/10 初版
▼HP
▼アクセス
高砂市阿弥陀町地徳279
▼祭神・本尊と脇時
タケミカヅチ
フツノカミ
▼見どころ
祭神は鹿島神宮・香取神宮の祭神「タケミカヅチ」と「フツノカミ」。国分寺の東院として大日寺が建立された時に鎮守社として建立した。荒神さんは、京都皇室の菩提寺である御寺・泉涌寺の塔頭・来迎院より迎えた荒神。地元では初詣といえばココだそうです。参道にはかしわ餅の店が数件ある。
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出雲大社、大神神社、松尾大社並みの一の鳥居!古社ですよ!と言わんばかりの雰囲気。
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参道の階段を登ると、次第に神殿が見えてくるようになっており、なかなか雰囲気のある回廊。
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聖武天皇の勅願により、「国分寺」と国分寺東院「大日寺」が建立されたとき、鎮護の神として祀られた。羽柴秀吉の神吉城攻略による戦火からも免れ、徳川家綱公の時代に現在の場所に移りましたとさ。
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拝殿は大きく、そのまま本殿を囲むようになっており、拝殿自体が回廊のような感じ。左から回りましょう。本殿左右の彫刻が素晴らしい。
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本殿裏に「摩(なず)りダルマ様」がある。神社裏は神社アトラクションスポットでもあり、神様に一番近い場所。
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→摂社・末社
この地域は瀬戸内側なので物部と思いつつ、出雲系が多い地域である。出雲社にはスクナヒコを祀り、出雲大社の古材から出来ているのにびっくり。
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本殿の左並びに「戎社」「出雲社」「荒神社」がある。「戎社」の祭神はオオクニヌシの長男坊・コトシロヌシで、「出雲社」はオオクニヌシ!ではなくスクナヒコだった。神社では出雲大社より勧請したような。
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「荒神社」は荒神さまとも呼ばれ、かまどの神様。 三宝とは「火の神」火産霊神(ホモスビノカミ)と「かまどの神」奥津日子命(オクツヒコ)、奥津比売命(オクツヒメ)<女神>の三神を表します。来迎院よりお迎えしました。 生活の根本である衣食住の恵みを授けてくれる守り神で、安産の守護神としても信仰されている。
藤原氏といえば奈良・春日大社で、春日大社は関東・鹿嶋神宮と香取神宮から神様を勧請したとなっており、両社は神鹿が特徴ということで、鹿はデフォルトでありますね。
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本殿に向かって左に進むと登山口があります。登山道の右側に、手前から「稲荷社」「三神合祀社」「太郎坊権現」のお社がまつられています。
「稲荷社」は京都伏見稲荷大社よりお御霊わけいただいたもので、食物神、農業神、殖産興業神、商業神、屋敷神として崇敬されています。
「三神合祀社」には鹿島大神(鹿島神宮の御祭神で建国の神)、福成大神(成功を祈願する神)、 當勝大神(勝利を祈願する神)がまつられています。
「太郎坊権現社」にまつられる八束水臣津野命(やつかみずおみつぬのみこと)は、巨大な水の神であり、稲穂の神、農業の神、 また、国造りの神、勝負の神とも言われています。
神道×天台山岳仏教×修験道=太郎坊信仰。「太郎坊」とは、阿賀神社を守護する天狗の名前と伝わる。標高350m、巨岩が露出した赤神山の中腹にある古社。聖徳太子が箕作山の瓦屋寺(かわらやじ)を建立した際に、阿賀神社に国家安泰を祈願したと伝えられ、最澄も参籠し天台宗の成願寺を創建している。
↓私のNOTE:そのうち公開しますが2023年秋かな
▼旅行記
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