日本三大弁才天「宝厳寺」国宝唐門「都久夫須麻神社」西国三十三所【湖北シリーズ】【観音の里シリーズ】
琵琶湖の北端に浮かぶ神の島・竹生島には、日本三大弁才天!西国三十三所!国宝がある神社仏閣があるパワースポット!!豊臣秀吉などの権力者も奉納したところ!!伏見城または豊国廟から移築したという伝承を持つ本殿
変更履歴
2024/05/27 2024/05/26に参拝したので写真増量(「2024年」「2024/05/26」で検索)。文章系は10月参拝で追記
2022/01/04 更新
2022/09/11 初版
▼HP
▼アクセス
▼祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
京都から滋賀へ!!2016年は9:00朝一に行きました。30分の航海です。近年パワースポットとしても有名になっています。船に揺られ、朝が早かったので夫婦でウトウト寝てしまいました。。行きは船の右側に座るのがよいです。ちなみに割引券などあるので、それを持って行きましょう。結構高いです。。
2024年は10:20くらいの船で左側に座りました。やっぱ、右ですね。
2016年は、京都だからいつでも行けるし、いいやと思っていましたが、近くで運慶作とも言い伝えがある秘仏公開があり、ここは西国三十三所の1300年記念により特別公開があったので行きました。上陸した瞬間、急な階段が見られます。。金比羅さんを思い出します。階段を直進すると宝厳寺で右側は都久夫須麻神社があり、神仏習合が残っています。
▽歴史
琵琶湖に浮かぶ周囲訳2km、面積0.14平方キロメートルの小島
『帝王編年紀』の「近江風土記逸文」には、夷吹の岳の神と浅井の岳の神が背比べをしたところ、浅井の岳の神が急に背が伸びたので、夷吹の岳の神が怒って、浅井の岳の神の首をはねた。その首が竹生島??
首が沈むときに「ツブツブ」といったことから「都布(ツブ)夫島」となり、竹が良く育ったので「竹生島(ツブジマ)」となったとさ
また「神の齋(い)つく住まい」から「ツクブシマ」で「チクブシマ」と訛り説もある
竹生島には「宝厳寺」と「都久夫須麻神社」があるがこれは明治の神仏分離の話で、元々は神社と寺は1つだった
「都久夫須麻神社」の名前の由来も歴史から来ているようだ
「宝厳寺」は「都久夫須麻神社」の神宮寺だったようで「竹生島」という時代が長い
宝厳寺は738年、聖武天皇が夢で天照皇大神のお告げを受け、行基に開基
753年に金色の観世音菩薩が造られたと『竹生島縁起』に記されている
西国三十三所の第30番札所
1161年時点で『三十三所巡礼記』より札所18番になっており、関西を代表する寺だった
参拝したのは天皇、弘法大師・空海、織田信長、豊臣秀吉も参拝と権威・権力も崇拝したよう
織田信長の信仰は篤く、宝厳寺が比叡山延暦寺との繋がりが深い寺と知りつつも焼き打ちはしなかった
織田信長は浅井長政と戦った「姉川の合戦」の際も参拝した
豊臣秀吉は1602年に、「豊国廟」の観音堂や唐門などを移築した
京都の・醍醐寺の『義演准后日記』と、豊国廟社僧の『舜旧記』によると、唐門はもともと大坂城の極楽橋だった
現在観音堂に安置されている千手観音立像は33年に1度の御開帳で、合掌する手と宝珠を持つ手、左右に19対の手を配し、玉眼となっている
「都久夫須麻神社」は本殿が国宝など宝物が多い
▽宝厳寺
パワースポットであり神仏習合が残る島。人が多くなる前に急な階段を急いで登りきりました。
→宝厳寺本堂
先着がいます。。それはさておき、綺麗な本堂が現れます。2024年は御朱印行列が出来ていましたね。私は御朱印は神社のみなのでスルーします。
残念ながら本尊「弁財天」は秘仏で60年に一度の御開帳ルールがあるため、2037年までお預けです。
お前立を凝視しました。1565年の浅井長政の父が奉納したものです。弁才天は楽器を持っていることから芸能の神のイメージを持つ人が多いかtも知れないが、ここは武器を持っている。いや、湖東、湖北の古寺はこの寺と同じ形式の弁才天が多い。また、頭の上には宇賀神が乗っているのも特徴。
本堂の内陣・外陣よりも外側の両端には弁財天坐像ですね。
普通、1300年記念とかいうと特別開帳するのですが、この地域はしませんね。さすが仏像に対して信仰心が厚い地域です。ということですが、2024年は特別公開でした!!本堂左から入ります!!
→本堂左の三龍堂
なんかヒーリング系の方々と特殊能力を有した人がオーブやらいろいろ語っていました。
→本堂周辺
→三重塔、雨宝堂、宝物館
本堂から階段を上る。
西国三十三札所1300記念でも、本尊の秘仏公開はされませんが、三重塔が公開されました。この三重塔は大正時代に建て替えられ、仏像も金ぴかです。1300年後、この金ピカ仏像も雨・風に打たれ、私たちが、今、目にしている仏像のようなお姿になっているのでしょうか?今、我々が見ている仏像も写真の通り昔は金ぴかだったんですよね。この三重塔右側に300円の宝物館があります。
8年で説明版汚れてきましたね・・・(^-^;
→観音堂
三重塔の階段を降りるとすぐです!!
→西国三十三所堂「観音奉安殿」
→お堂
→唐門@国宝
2016年は修復中!2024年は奇麗になっていました。
残念!!2016年は人間ドッグ中でした!?ただ、都久夫須麻神社行くには唐門を通るので、シートはかぶせてありますが、中の一部を観ることができる。化粧なおしされたら来ようかなと思います。
2022年には修復終わっていますのでご安心を!では、他力本願!動画でどうぞ!!
では、2024年度の写真です。階段を下ると突如目に飛び込んでくる豊臣家力と大阪城の遺構です。
→観音堂
観音堂@重文は京都・清水寺などと同じく懸造ですね。1602年に豊臣秀頼によって豊国廟から移築されたもので、本尊は秘仏・千手観音立像を安置する。
漢音堂の外側の写真です。
▽宝厳寺=舟廊下@重文⇒都久夫須麻神社
宝厳寺の観音堂から神社は続いている!
長井家、豊臣家の信仰が厚く、この建物は秀吉による建立された。天井の木材は朝鮮出兵の船の木材である。宝厳寺の唐門@国宝も最近では大阪城の木材であることもわかっており、貴重な建物を歩くことができる。
▽都久夫須麻神社
船廊下@重文を渡ると本堂横に出るのが超特殊構成だなと。参道・本殿を遠くから見ながら近づくのが普通だが、ここは近くから遠くに遠のいていく導線になっている。
拝殿・本殿から境内へ!
→社務所、瓦投げの「龍神拝所」
本殿の正面に簡易社務所があり、そこから「かわら投げ@300円」があります。
京都の神護寺や宮崎の青島神社でもあるやつですね。300円で2枚頂き、名前と願いを書いて、海沿いにある鳥居を瓦が潜れば願いが叶うとか。私は1枚目は鳥居の社名にあたりましたので、絶対叶うかバチが当たるかのどちらでしょうか。。長命寺でバチが当たったかも・・。
→拝殿・本殿@国宝を境内から
伏見城または豊国廟から移築したという伝承を持つ本殿@国宝です。本殿横は京都の清水寺、奈良の長谷寺などと同様に懸造になっています。祭神は市杵島比売命、宇賀福神、浅井比売命の3柱。いずれも弁財天と繋がり持つ神様です。
→天忍穂耳神社/大己貴神社
→白巳大神
→日本五弁天
→江島大神、厳島大神
→動く狛犬!?
→国龍大神、黒龍姫大神
▽参拝ガイド動画
▽帰り
▼旅行記
→2024年
→2016年
▼セットで行くところ
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