♂♀抱き合う・歓喜天が見仏できる「常光寺」毎年6月6日限定!【西ノ京シリーズ】
奈良・宝山寺と所縁があり、湛海律師作の仏像が多数安置されている。6月6日は大聖歓喜天が開扉される。歓喜天自体の開帳といえば西宮・神呪寺ですかね。吉野・金峯山寺の夜間拝観では「歓喜天」とあり、張りきると(確か)十一面漢音立像で、残念なビックリ。。。
変更履歴
2022/06/09 初版
▼HP なし
▼アクセス
奈良県奈良市押熊町212
▼本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
大聖歓喜天、湛海作・不動三尊、湛海作・宇賀弁財天、湛海作・愛染明王、湛海作・鬼子母神、毘沙門、大隨求菩薩、長谷寺式十一面観音立像など。
住職が寺の歴史などを説明してくれる。
歓喜天は頭は象で身体は人間の姿をした仏法守護神。インド神話の魔王で、のちに仏教にとり入れられたもの。30センチ位の大きさで男神と女神とが抱擁する姿となっている。おおお~なんかエロい・・。
この寺で面白かった仏像は毘沙門と鬼子母神だろうか。2体とも半跏倚像なのにビックリ。斬新な毘沙門は鎌倉時代作で帰って由緒を見ると伝運慶作とあった。そして、清水寺塔頭・随求堂(ずいぐいどう)で222年ぶりに公開された「大隨求菩薩」が安置されていた。住職も清水寺で公開された珍しい仏像と説明していたが、実は江戸時代に結構作られているようだ。京都・壬生寺の宝物館でも見仏可能ですよ!と言おうかと思ったが大人の対応をした。
因みに、ここにも長谷寺式十一面観音立像を発見。西ノ京は長谷寺式十一面観音立像が多いのはなんでだ??
金剛界・胎蔵界曼荼羅と仏画を見て、本堂までの渡り廊下にみうらじゅん氏のサイン色紙発見!やっぱ来てるんだ。ちなみに、拝観後は無料でお茶がいただけます。
また、境内には天満宮があります。道は狭いので運転は注意ください!!
▼旅行記
▼セットで行くところ
▼仏像展
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