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多田源氏故郷「多田神社」は紅葉!桜!そして大江山の鬼退治 【大阪】【北摂】
あれ。。。大江山って京都の天橋立に近い内宮近くの大江山だよな。。調べてみるとで夜毎、鬼の『酒呑童子』が現れて悪さをするので何とかして欲しいという願いから鬼退治をしたらしい。退治方法は酒を飲ませて酔ったところを切ったらしく、スサノオとヤハタノオロチの話しと同じですね。源頼光が鬼(酒呑童子)を退治したときにその首を洗ったとされる鬼首洗池があり、境内の宝物殿では、その時の刀「鬼切丸」が展示されている。
ちなみに、この神社に来たとき「源氏?」と思っていたのだが、神奈川・鶴岡八幡宮の宝物館に行けば源氏の系譜や説明書きがあって、「多田源氏」のことが書いてあり、この地域のことを指しているのが分かったことを鮮明に覚えている。
神奈川・鶴岡八幡宮の旅行記より
宝物館では複製だが国宝や重文が揃っている。源氏などの興味がある方は楽しめそう。源氏の家系図がありますが、気になったのは「多田氏」系の源氏です。兵庫の川西あたりに多田神社があり、源氏の故郷的なキャッチフレーズがありました。源氏=鎌倉のイメージだったので、ここで謎が解けました。
大江山といえば、京都・福知山にある内宮・外宮のあるところですね。
変更履歴
2021/11/15 初版
▼HP
▼アクセス
兵庫県川西市多田院多田所町1-1
▼祭神 ※公式HPから引用
・一の宮:源 満仲 公
→清和天皇の曾孫。当社の前身、多田院を建立。
・二の宮:源 頼光 公
→満仲公嫡男。摂津源氏の祖。
→大江山での酒呑童子討伐や土蜘蛛退治の説話でも知られる。
・三の宮:源 頼信 公
→満仲公三男。河内源氏の祖
→平忠常の乱を平定。清和源氏が東国に勢力を拡大する礎を築く。
・四の宮:源 頼義 公
→頼信公長男。
→陸奥守、鎮守府将軍に任ぜられ、前九年の役を鎮定。
・五の宮:源 義家 公
→頼義公長男。
八幡太郎(はちまんたろう)の通称でも知られ、前九年の役、
→後三年の役を鎮定。清和源氏の名声を大いに高める。
後に武家政権鎌倉幕府を開いた源頼朝、室町幕府の足利尊氏などの
祖先に当たる。
公式HPに系譜が載っているのでどうぞ!
▼見どころ
いろいろ見どころがあります。この地域の宗教の中心的な場所だったと思われます。拝殿と本殿もなかなかのよさなんですよね。
地元の方が多く参拝する神社です。970年に源満仲は多田神社の前身である多田院だったらしく山門には「多田大権現」とあり神仏習合の場所だったみたいです。
さっいざ参拝だが・・゚゚(∀) ゚ エッ?
▽南大門
明治4年神仏分離で、仁王像は満願寺山門に移転された。
多田大権現の文字。明治までは神仏習合だったのでしょう。ちなみに、神仏分離で南大門にあった金剛力士像が満願寺に移されるなどしたらしい。満願寺といえば、知る人ぞ知る有名寺で、みうらじゅん氏の見仏記で取り上げられた寺ですね。
▽随神門@重文
▽拝殿@重文、御本殿@重文
1667年に徳川四代将軍・家綱により創建。檜皮葺が素晴らしい!
▽境内
旧多田荘より移築されたのが田尻稲荷社」である。
旧多田院の鎮守社として、また多田荘72ケ村の総社として鎌倉期に創建された神社。面白い様式です
神明造なのでアマテラスかな・・
▽境内紅葉
▼セットで行くところ▼旅行記
勝尾寺、多田神社、満願寺、中山寺など大阪府池田市、兵庫県川西市かな
あと車なら「摂丹街道」で京都亀岡方面でもOKかな。