八坂新宮「今宮神社」平安遷都より鎮座「月読神社」平安時代からの菓子屋/おもかる石/玉の輿社・桂昌院・京の3奇祭「やすらい祭」【紫野シリーズ】
祭神はオオクニヌシの別名「大己貴命」、オオクニヌシの長男坊「事代主命」とスサノオノ妻「奇稲田姫命」と出雲系の神社。994年に船岡の上に創立されたといわれ、疫病の神として信仰が厚い。西にある疫神社が元々あった社で祭神はスサノオである。ということは、八坂神社とも所縁があるような気がしてならないのは私だけか??
そして、ここにも西賀茂と同じく京都平安京を守護するために鎮座させた「大将軍神社」がある!!
最後に別名「玉の輿の神社」を少々。西陣の八百屋の娘「お玉(桂昌院)」が徳川家光の側室、綱吉の母となり、荒廃した今宮神社の復興に尽力した話から玉の輿のご利益が追加されたようだ。
変更履歴
▼HP
▼アクセス
京都市北区紫野今宮町21
▼祭神・本尊と脇時
大己貴命、事代主命、奇稲田姫命、素盞嗚尊
▼見どころ
久しぶりの「今宮神社」の祭神はオオクニヌシの別名「大己貴命(オオナムチ)」、オオクニヌシの長男坊「事代主命(コトシロヌシ)」とスサノオノ妻「奇稲田姫命(クシイナダ)」と出雲系の神社。994年に船岡の上に創立されたといわれ、疫病の神として信仰が厚い。一条天皇は疫病鎮めのために1001年に三柱を勧請した。本殿は1902年の再建で、西にある疫神社が元々あった社で祭神はスサノオである。ということは、八坂神社とも所縁があるような気がしてならないのは私だけか??
▽今宮神社
→東門、新橋
→楼門
→力石
→拝殿・本殿・疫社
まずは拝殿です。GW行くべし!
拝殿には立派な神輿が飾られ、写真スポットになっていた。GWから京都では葵祭がメインになるが、5月5日は今宮祭が行われ、立派な神輿が巡幸する。また、5月12日の葵祭・御蔭蔡が行われているとき、ここでは「還幸祭」が行われる。立派な神輿ですね~。
ここの本殿は平野神社を思い出す本殿である。左にはスサノオを祀る「疫神社」となっている。本殿右側には社務所があり、御朱印と大きなスタンプが頂ける。
祭神はオオクニヌシの別名「大己貴命」、オオクニヌシの長男坊「事代主命」とスサノオの妻「奇稲田姫命」と出雲系の神社だが、面白い組み合わせですね。
→織姫社
祭神は「栲幡千千姫命(タクハタチヂヒメ)」で、技芸上達を願う人々の崇敬が篤く、七夕伝説の織女に機織をお教えになられたとも言われる織物の祖神。昨日のNOTEにも書いた岡崎神社にもスサノオと同じく祀られていますよね。
ここは単純に西陣の機業者によって祀られたようですね。
→おもかる石:阿保賢さん
伏見稲荷大社にもある、石を叩いて願いを言って、持ち上げて軽かったら願いが叶うと言う神社アトラクション「阿保賢さん」がある。
阿呆賢さんを手のひらで3度たたいて持ち上げたあと、一旦石を置く
心で願い事を唱えながら手のひらで3回なでる
もう一度石を持ち上げる ここで石が最初より軽くなっていると、願い事が叶う
もともとは、古くから「神占石」といわれ、病の人は心を込めて病気平癒を祈り、手で軽く石を撫でて体の悪いところを摩ると、健康の回復が早くなると伝えられたそうな。いつの間にやら前述のとおり、願いが叶う!となったということですね。
健康になるように祈りながら石をなでる。
撫でた手で、自分の体の痛いところや病にかかっているところを撫でる
健康回復が早くなる
→八社
また、八社には大国社、蛭子社、八幡社、熱田社、住吉社、香取社、鏡作社、諏訪社と出雲系と天神系の社が並んでいる。
→八幡社
→大将軍社
ここにも西賀茂と同じく京都平安京を守護するために鎮座させた「大将軍神社」がある!!
平安遷都時に安寧を祈るべく、京都市内に大将軍社を4社設けた。その1社がここに鎮座する。祭神は、素盞嗚尊と同一神とされる牛頭天王と八大王子を祀る。
江戸時代以前は大徳寺門前にあったが、今は今宮神社境内に遷座されたようだ。神仏分離令かな?
→日吉社
上野村に祀られていた上ノ御前・下ノ御前を明治初年に合祀したようだ。「やすらい祭」の際にはここでも踊るようなので元々、繋がりの強い関係だったのだろう。
→紫野稲荷社
→若宮社
賀茂斎院ゆかりの社。紫野斎院の伝承地で、賀茂社の斎王ということか。。
こういうのを知ると、本殿に祀られるコトシロヌシは賀茂つながりか?奈良・高鴨から来たのか?と勘ぐってしまう・・。
→地主稲荷社
→月読社
この神社にはアマテラスを祀る神明社系はないが、ツクヨミを祀る「月読神社」が鎮座している。しかも、他の摂社とは違う形で高台に祀られており、元々はここが中心だったのでは?と疑ってしまう。階段を登るとガサガサと音が鳴り、そこにはヤモリ?かイモリ?が2匹いた。夫婦??
→宗像社
▽かざりや
かざりやのあぶり餅は、炭火の香ばしさは同様ですが、お餅がふんわりとしています。味噌の風味も少し濃いのが特徴。こちらも一皿13本で急須のお茶がついて500円となっています。
今宮神社の境内にあるあぶり餅で有名な店で、テイクアウトでも店でも食せる。向かいの「一文字屋和輔」と食べ比べすべし。 ちなみに両店ともにテイクアウトは3セット(3人前)からですが、「隣で食べたんでお腹一杯」と言うと、2セットでもよいよと言ってくれます。ということで、持ち帰り!!
▽一文字屋
日本最古の和菓子屋さん。平安時代には菓子屋として営業していたらしく、応仁の乱や飢饉の際に、庶民に餅を振舞ったという逸話や、千利休が茶菓子として利用したなどの逸話が残っている。
お隣の「かざりや」が待ち状態だったので、こちらに入った。こちらに入ると、向かいの待ちはなくなり、こちらに人が並びだした。人間の心理は面白いなと思っていると、あぶり餅が運ばれてきた。多いなと思うが、食べるとすぐです。白みそが癖になる味ですね。
▼京の3奇祭「やすらい祭」
「花鎮めの祭」とも呼ばれ、桜の散る時期に流行るとされる疫病を鎮める祭り。疫病の根源を桜や椿で飾った花傘に集め、疫社に封じ込めるようで、この傘の中に入ると一年間の厄を逃れることができると伝わる。
▼旅行記
▼セットで行くところ
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