レア仏像・見返り阿弥陀「永観堂(禅林寺)」秋は紅葉の永観堂by古今和歌集【哲学の道】【南禅寺から銀閣寺】
853年創建の古寺。京都の紅葉スポットの定番で夜間拝観は多すぎて諦めた経験がある。紅葉は例年、11月中旬ごろに色づきはじめ、11月下旬頃に見ごろを迎える。新緑も綺麗で、仏像好きは紅葉以外の時期に「見返り阿弥陀」を見るのがよいかと。
実は、応仁の乱でほぼほぼ全焼した歴史があるのだが、阿弥陀だけ残ったそうな。そのため阿弥陀如来坐像は「火除けの阿弥陀」とも呼ばれている。
変更履歴
2022/04/06 初版
▼HP
▼アクセス
京都市左京区永観堂町48
※南禅寺からなら山門を北に抜けると5分程度で着く
▼本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
玄関から釈迦堂、御影堂、阿弥陀堂を見て回る。「永観、遅し」の見返り阿弥陀は阿弥陀堂で見仏できる。正式名称は聖衆来迎山(しょうじゅらいごうさん)無量寿院禅林寺。
▽庭園・勅使門
▽方丈
方丈(釈迦堂)は1504年から1520年に、後柏原天皇が建立したとも言われている。唐門(勅使門)は1830年に建立された。
↓2022/10/10-------------------
この仏像は肥後定慶ではとも言われている名作なのだが、墨書はないので不明。
↑2022/10/10-------------------
▽阿弥陀堂:見返り阿弥陀如来立像@重文
先に有名人である「みかえり阿弥陀」について。
小さなスーパースター!後ろを向くように左後ろを振り返っている様式で、左から拝む形になっている高さ77cmぐらいの阿弥陀立像!
この神社の永観(ようかん)は1082年2月15日にいつものように行道をしていると阿弥陀如来が行道に付き合ったのだが、お、遅い・・イライラ・・・というところで振り返って「永観遅し!」と言って、見返ったまま戻ることはなかったとさ。
この阿弥陀如来像は東大寺宝蔵に秘蔵されていたらしい。詳細は公式HPで。
▽その他(臥龍廊(がりゅうろう)、回廊、書院、御影堂、)
永観堂の梵鐘
「三鈷の松」の葉は普通より長く、3本らしいレアなもの。
山の斜面にそって巧みに木を組み合わせて造られた廊下は、龍の背中を歩いているようであることから「臥龍廊(がりゅうろう)」と呼ばれる。
ここにも七不思議と呼ばれるスポットがある。永観堂の七不思議は「抜け雀」「悲田梅」「火除けの阿弥陀如来」「臥龍廊」「三鈷の松」「木魚蛙」「岩垣もみじ」です。
▼紅葉
▼旅行記(セットで行くところ)
日向大神宮→南禅寺→永観堂→若王子神社→光雲寺→大豊神社→雲鑑寺→安楽寺→法然院→銀閣寺・八神社
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