吉野奥地「金峯神社」は車orバス?世界遺産「吉野水分神社」社殿素晴らし【吉野シリーズ】
金峯神社バス停にはごみを持ち帰りましょうという張り紙と「ステタラア缶」とダジャレが・・。それはさておき、直進して歩きで山を下り、吉水水分神社へ向かいます。ということで、寺から神社を歩く風景も紹介したいので、まとめて書きます。
変更履歴
2022/06/24 初版
▼HP
※後述「▼見どころ」参照
▼アクセス
※後述「▼見どころ」参照
▼祭神・本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
▽奈良・吉野奥地「金峯神社」
ひとまず、宿に車を置いて奥宮?の金峯神社行きのバスで奥地に向かいます。
由緒書きです。こういうのを見逃さず、読めば楽しめます。
山上の方には常に祭られている鉄の神様「金山彦神」でバス停から急な坂を登ると拝殿・本殿が現れる。また、その奥には「源義経」の隠れ塔がある。
▽金峯神社→吉野水分神社:徒歩
吉野水分神社の途中に吉水院宗信法印の墓があり、牛頭大王社跡など歴史を感じるものが多いです。牛頭大王=スサノヲで京都の祇園社こと八坂神社になりますが、このときは何でと言う感じでした。明治初年まで付近に人家もあり、境内では盆踊りなども行われていたそうですが、こんなとこ住めないっす。。
▽吉野水分神社(吉野郡 吉野町吉野山1612)
初回は金峯神社までバスで行き、徒歩でひたすら下ったが、2回目は車で参拝した。道は狭く、駐車場も狭いので、運転に自信がない方はバスで金峯神社-徒歩→吉野水分神社コースが良い。
祭神は水の神様「天乃水分神(あめのみくまり)」で、 奈良宇陀・宇太水分神社、奈良御所・葛城水分神社、奈良・都祁水分神社(つげみくまり)で大和国四所水分社と言われている。
「みくまり」が「みこもり」に転訛して子授けの神、子守明神として信仰を集めているとか。。
社殿6棟(楼門、拝殿、本殿、幣殿、回廊2棟)は豊臣秀頼再建で重文。では入口の楼門です。
楼門を通り抜けると右上に本殿が!自然との調和が素晴らしい!この山中でちょっとした平地に春日造りの社など360度囲まれており圧巻です。ちょっと、貴船神社と空気は似ています。貴船神社もクラオカミで水の神様です。
水の神様「天乃水分神」を祀る。「水分」は「みくまり」と呼びます。この奈良と和歌山の紀伊半島中央部は水分神をよく祀っています。内陸部は雨が降らないと水が得られないだからでしょうか。
本殿の右殿には「天萬栲幡千幡姫命」「玉依姫命」「ニニギ」、左殿に「ヤカムスヒ」「スクナヒコ」「御子神」を祀る。 神社は貴船神社奥宮と空気は似ており、より昔から変わっていないんだろうなと思わせる雰囲気である。
本殿は最後の楽しみにして、境内を時計回りに回る。左手前に社務所があり、お守りや御朱印が頂けます。
中央部はちょっとした庭園になっており、限られたスペースで、ごちゃごちゃしているわけでもなく整理され、心地が良い雰囲気です。
境内奥から手前へ本殿へ。
神仏分離でもここまで手が入らなかったのか?神像「木造玉依姫命坐像@国宝」、「木造天万袴幡千幡姫命坐像@重文」が安置されている。
▽花矢倉展望台
人気の展望スポットとなっている「花矢倉展望台」は、景色を眺めながら食事もできる 甘味処「子守茶屋」があり、金峯山寺や桜を見下ろすところにある。遠くに見える二つの山は左に金剛山で右に葛城山がある。
▼旅行記(▼セットで行くところ)
▼仏像展