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アフロ仏「玉桂寺」5万人以上の願文の阿弥陀は京都・知恩院にあり【甲賀シリーズ】

人々が幸せになるには?と考え続けて気づいたら髪伸びすぎた!?都を平城京から滋賀に移されたときの仮御所・保良宮。超レアな仏像であるアフロ仏「五劫思惟阿弥陀如来坐像」と走れ!大黒さん!?

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2022/05/21 初版

▼HP

▼アクセス

滋賀県甲賀市信楽町 勅旨891

▼本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

 「ぎょくけいじ」と読み、融合不可の細~い道を進むと駐車場がある。奈良時代末期に淳仁天皇が造営した離宮「保良宮(ほらのみや)」の跡地で、空海がその遺跡に一堂を建立したのが始まり

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 本堂の階段手前にある木は「玉桂寺 高野槇」で、1200年前に弘法大師が中国より帰国した後に、玉桂寺に立ち寄ったそうな。その際、皇族の霊を慰めるために、中国より持ち帰った高野槇の苗を植えたと伝えられている。その後繁殖し現在、石段の左側に43株、右側に22株あるようだ。

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▽本堂

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 本堂の本尊は「弘法大師像」で50年に一度のご開帳で、脇侍に不動明王と愛染明王が安置されている。本尊と脇侍共に厨子が閉じられていた。

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 本堂右には大黒さんこと「大黒天」が安置されていた。所謂、走り大黒天だと思う。仏足に乗り御真言を唱えると倍になってお金が帰って来るそうだ。よし40円GET。。。。

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本堂の本尊裏には「涅槃像」が安置され、周りには涅槃図をイメージしてか大きさがバラバラの観音像などが安置されている。

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 本堂左側から地下トンネルを通ると阿弥陀堂がある。地下道の真ん中には薬師如来座像が安置され、神経痛を取り除いてくれるそうな。

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▽お遍路(八十八の札所)

 弘法大師空海ゆかりのお遍路(八十八の札所)が敷地内ある。京都・仁和寺にもあるが、八十八の札所を地蔵めぐりで礼拝する「准四国八十八ヶ所霊場札所めぐり」がある。全て周ると「巡礼終了証」が貰えるのだが、1000円である!? 山道を1時間ほど歩く必要があり、暑すぎるし時間がないのでパス。

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▽阿弥陀堂

 阿弥陀堂には平安時代の「阿弥陀如来坐像」と室町時代の「阿弥陀如来坐像」、アフロ仏像として有名な「五劫思惟阿弥陀如来坐像」が安置されている。最後に、ここには「阿弥陀如来立像@重文」があった。この仏像は5万人以上の名前を列挙した結縁交名と造立願文などの納入品があり、今は京都・知恩院に移されている。

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 「五劫思惟阿弥陀如来坐像」は人々が幸せになるのはどうすればよいか、ず~~~と考えていると、髪は伸び、アフロのような髪型になったとされる。アフロ仏と言えば東大寺に作例が集中しているのだが、ここにも居たので、びっくり。

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▽一願成就大不動明王

13mの不動明王は願い事を叶えてくれるそうな。

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 境内には地上13メートルの不動明王で、一願成就大不動明王と記されている。一心に手を合わせお願いをすれば必ず諸々の願い事を叶えてくれるそうな。さすが、大日如来の化身!!

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▽毘沙門堂

 十六菊が刻まれた梵鐘を過ぎると毘沙門堂がある。毘沙門堂を覗くと、たくさんの毘沙門天立像が安置されている・・とじっくり見ると妻の「吉祥天」も安置されていた。

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▼旅行記

▼セットで行くところ

▼仏像展


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