竹造りの本殿「上宮天満宮」通称・猫神社こと動物神社?猫好きオススメかも【大阪北摂シリーズ】【長岡京シリーズ】
福岡・大宰府天満宮に次いで2番目に古い天神社とか。竹林と原生林に囲まれた境内で、天満宮の第二位は北野天満宮かと思っていましたが、ここらしいです。ちなみに京都南丹市には菅原道真の生前から祀った「生身天満宮」という最古の天満宮があります。
この地域はノミノスクネを祭神とする神社が多い。『延喜式神名帳』に「摂津国島上郡 野身神社」(現: 摂社・野身神社)があり、菅原道真の祖・土師氏中心の地であった。それが今に続き、ノミノスクネを祀る神社が多いということだと思う。
変更履歴
2022/11/16 初版
▼HP
▼アクセス
高槻市天神町1-15-5
▼祭神
主祭神:菅原道真命
配祀神:武日照命、野見宿禰命
▼見どころ
福岡・大宰府天満宮に次いで2番目に古い天満宮。竹林と原生林に囲まれた境内で、天満宮の第二位は北野天満宮かと思っていましたが、ここらしいです。ちなみに京都南丹市には菅原道真の生前から祀った「生身天満宮」という最古の天満宮があります。
→本殿
縁起によれば、菅原道真の霊を鎮めるために993年に九州・大宰府に赴いた天皇の勅使が、帰途に、この地で急に牛車が動かなくなる異変にあって、調べたところ菅原氏の祖先「野見宿弥」ゆかりの地であることを知って、ここに道真を祀った。ただ、実際の創建はこれより50年も早いとしており、943年創建とする。どういうことかというのは後述する。
神社と言えば「檜皮葺」だと思っているが、ここは竹であるのが面白い!
菅原道真=天神=神明造ということですかね??神明造は正面からだと春日造りなどと比較すると質素ですが、横から見ると千木・鰹木下のものがいい感じなんですよね。
本殿周りを歩いていると一つの疑問が。京都南山城は天神系(道真)の神社が多く、ある神社の宮司曰く、本当は天神「アマテラス」だったが、天繋がりと流行で「菅原道真」に変えたとも言われていた。確かに奈良・長谷寺の鎮守社も、古門書などから明らかにアマテラスだが、参拝すると主祭神は菅原道真となっている。菅原道真を祀り神明造の場合、最近、アマテラスではないか?と疑ってしまう。。
で、この神社の祭神を振り返ると「武日照命」がいる。太陽神!と思ったのだが、土師氏の祖神である天穂日命(出雲大社の宮司)の子となっている。
ということで謎だな・・。
前述のとおり、本殿正面にはこの本殿の特徴が説明されています。裏側に周るとよくわかりますが、この神社の屋根は”竹”で出来ています。竹は成長が早く、10年ぐらいで取り換えれるようです。檜皮葺は高価で神社負担は厳しいところもあるかと。鉄板に替えるぐらいなら、竹屋根のほうが日本的だと思う。
菅原道真=男神なので、鰹木は奇数で千木は外削ぎなのがよくわかります。ドンと落ち着いた本殿で、神明造りがよく見える神社ですね。結構、神明造りの本殿って、周りに塀があって見にくいのですよね。
菅原道真=男神なので、鰹木は奇数で千木は外削ぎなのがよくわかります。ドンと落ち着いた本殿で、神明造りがよく見える神社ですね。結構、神明造りの本殿って、周りに塀があって見にくいのですよね。
→日吉社/金比羅社/稲荷社/荒神社
「荒神社」は、不浄や災難を除去する火の神、台所の神として祀られ、出雲周辺ではアチコチに祀られている神様。
→守護天神(猫神社、動物神社)
本殿裏に守護天神(動物神社)があり、生き物を祀っています。主祭神「めめ刀自命(とじのみこと)@猫」です。京都・京丹後市の金比羅神社摂社・小島神社以来の祭神が猫神社ですね。いや、小島神社は”狛猫”だったっけ。
数年前に神社に住み着いていた猫が亡くなって、哀れに思った神職が、猫神として祀ったのが始まり。
御祭神の猫が3匹御神体として祀られている。
→春日神社
→皇大神社
→野身神社 (境内摂社)
ご祭神は「野見宿禰(ノミノスクネ)」でここから「野見神社」が誕生している。この神社の始まりはここではないか?と思ってしまう。
→おもてなし処と纏め
▼旅行記
▼セットで行くところ
#竹造り
#上宮天満宮
#猫神社
#動物神社
#神社仏閣
#神社
#大阪
#大阪キタ
#北摂シリーズ
#天満宮
#菅原道真
#出雲
#上宮天満宮
#猫神社
#動物神社
#大阪北摂シリーズ
#長岡京シリーズ
#ノミノスクネ
#延喜式神名帳
#摂津国島上郡
#野身神社
#土師氏
#武日照命
#天穂日命
#日吉社
#金比羅社
#稲荷社
#荒神社
#守護天神
#猫神社
#動物神社
#皇大神社