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注目!100年に一度の秘仏公開「妙法寺」近江商人の物流船の守護「瑞龍寺(村雲御所)」【近江八幡シリーズ】

妙法寺秘仏は1面2臂で永観堂・阿弥陀如来まではいかないが、顔は左斜め下を向き船をこいでいる。頭を見ると十一面観音では?と感じ、頭と胴体は元々は違うのではないかと思わせた。本尊と釈迦如来坐像の間にある厨子にも面白い仏像があるそうで、8本の手(しぐさが片方だったので厳密には16臂かも?)で眉間に黒水晶(白毫)観音坐像だそうで、そのうち公開したいとのこと。

▽妙法寺
参拝時は、100年に1度の御開帳ということだったが、イベントなどに合わせて公開しているようです。2022年にHPを見ると、公開していますね。

変更履歴

▼HP、アクセス、祭神・本尊と脇時


※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

▽妙法寺(滋賀県近江八幡市鉄炮町17)

 100年に一度とされる秘仏「護船観音」が御開帳!当初、2018年8月までだったが、2018年11月まで延長された。
 近江商人の物流船の守護し、近江八幡の発展を見守った観音。寺に駐車スペース4台ほどがあるが、道が狭い&山門は結構ギリギリになるので、運転に自信がない方&擦ったことがある人は、多賀観光駐車場辺りか日牟禮八幡宮に停めるのが良い。都合により休観する場合があるので要注意。

※仏像は写真撮影不可※

護船観音

 1200年前の仏像で、100年に一度の御開帳とされるが、住職が変わったときにも公開されるため、実質は40年ぶりだそうだ。 少々暗く、見にくかったのでオペラグラスを使用して見仏。その姿に住職から、仏像好きの方は、マストアイテムなんですねという一言をスルーして、返しは妻に任せて、じっくり見仏。
 感想は厨子には波の絵が描かれ、台座は船で新しい気がする。1面2臂で永観堂の阿弥陀如来立像まではいかないが、顔は左斜め下を向き船をこいでいる。住職曰く中国風(たぶん宋風)と感想を述べる見仏者がいるそうだが、それは宗派と脇侍を見た感想かもしれない。
 個人的に気になったのが、頭を見ると十一面観音では?と思わせたこと。頭と胴体は元々は違うのではないかと思わせた。さてさて、住職曰く、背中に穴があり納入物に巻物(墨書)があることはわかっているらしい。そのうち博物館で修理に出したら、何かわかるかもしれない。
 この日は昼から団体客と地元ケーブルテレビも来るらしく、賑わってきているようだ。ちなみに著名人が来たようで、名刺を見せていただいたところ田中ひろみ氏だった。相変わらず、あちこち現れるな・・。そのうち、見仏記コンビが来るんだろうなと思った。

 由緒をみながら住職と話していると、やっぱ括弧書きで十一面観音と記載があった
 本尊左右には、聖観音坐像と釈迦如来坐像が安置されていた。最後に住職曰く、本尊と釈迦如来坐像の間にある厨子にも面白い仏像があるそうで、8本の手(しぐさが片方だったので厳密には16臂かも?)で眉間に黒水晶(白毫)観音坐像だそうで、そのうち公開したいとのこと。
 
准抵観音か弁財天ではないかと思った。ただ、真言宗ではなく坐像ということから、弁財天の確率が高いのかな。

 隣の部屋にも小さく持念仏であろう仏像が安置されていた。この仏像は聖観音坐像とされているが印相が施無畏印・与願印ではなく、弥勒菩薩坐像と同じに見える。となると、他の見仏者の感想と同じく、大陸からの仏像というのもわかる気がする。

 寺は京都・萬福寺を本山とする黄檗宗の寺だった。黄檗宗のお経を書いた書とお経を聴かせていただきながら、楽器を奏でさせていただいた。私たちとは違う宗派のお経と楽器で、妻は満足したようだ。

 最後に、お茶やお菓子を出していただき、また、特別に内陣に入らせていただきありがとうございます。昼から仏像ツアー客の対応頑張ってくださいと伝え去ったが、聞こえていないようだ。。庭を掃除していた方に挨拶をして、車のサイドミラーを畳んで、山門を出た。


▽瑞龍寺(村雲御所)

 山頂をぐるっと周ると分かりますが、城の存在を感じますが、寺跡でもあるようです。

山門には村雲御所、瑞龍寺門跡と見えます。

 本堂は妙見菩薩と鬼子母神が安置されているが、本堂は昭和36年に、京都市の今出川堀川にあったのを移築したらしく、この仏像が何者なのか?謎です。


▼旅行記

▼セットで行くところ


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