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役行者禊「龍泉寺」前鬼と後鬼!ホタル【吉野シリーズ】【洞川シリーズ】

役行者が大峰山で修業をしている時に、麓の洞川で岩場の中から水が湧出る泉を発見し、そこには底が見えないほど深く青く澄みきった泉があったことから、この場所を「龍の口」と名付け、八大龍王尊を祀り、ここで水行をしたのがこの寺の始まり。

変更履歴

▼HP

▼アクセス

奈良県吉野郡天川村洞川494

▼祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

  • 修験道の開祖・役行者が開祖

  • 真言宗修験総本山醍醐寺の大本山であり、大峯山寺の護持院

  • 大峰山の入る前に禊をする場所として有名で、水行をして大峰山に入る

  • 修験道が法螺貝を吹くのは熊よけであるとも。嘘つき=法螺吹きは法螺貝が語源

  • 役行者の脇侍・前鬼と後鬼は役行者を守っていたとし、洞川温泉周りの人は後鬼の末裔が多い

  • 本堂の本尊は弥勒菩薩坐像で小さいサイズなのだが、室生寺(私のNOTE)の仏像群に入っても違和感がない空気感と顔である。役行者坐像、弘法大師坐像も安置されている。

  • 本堂右には不動明王立像が安置されており、本藤左には理源大師坐像が安置されている

  • 八王龍堂の天井には雲龍図

  • 八王龍堂の仏像の邪鬼がキュート

→総門から本堂へ

 役行者が大峰山で修業をしている時に、麓の洞川で岩場の中から水が湧出る泉を発見し、そこには底が見えないほど深く青く澄みきった泉があったことから、この場所を「龍の口」と名付け、八大龍王尊を祀り、ここで水行をしたのがこの寺の始まり。

 洞川から大峰山(山上ヶ岳)に登る修験者は、宗派を問わず、この龍泉寺で水行を行った後、八大龍王尊に道中の安全を祈願する。

 本堂に向かいます。

→なで石、本堂

 神社アトラクション「重軽石」が寺にある。

 なでると軽くなり、叩くと重くなる石で、持ち上げられると成就する。

 前鬼・後鬼が本堂を守る!

 本堂の本尊は弥勒菩薩で小さいサイズなのだが、室生寺の仏像群に入っても違和感がない空気感と顔である。役行者坐像、弘法大師坐像も安置されている。

役行者(役小角)
 大峯山の開山であり修験道の始祖である役行者(えんのぎょうじゃ)は、今から約1300余年前に現在の奈良県御所市茅原(ちはら)の里で出生されたと言われています。父は高賀茂真影麻呂(たかがものまかげまろ)、母は白専女(しらとおめ)と言い、名を小角(おづぬ)と名付けられました。
 当時、役行者は、この人跡未踏の大峯山中で、超人的な練行を積みました。しかし、いかに行者と言えども冬の大峯山は人の住めるところではありません。そこで、冬の間はふもとの洞川に下山し、その大半を過ごされたことは十分に推測できるところです。
 終焉の地は大峯山中とも箕面山であるとも言われ、68歳で遷化(せんげ)されたと言われています。この偉大なる先人はその一生を練行のうちに終わり、私たちに多くの教えを遺して世を去りましたが、行者壱千年の御遠忌に際し、寛政11年(1799)正月25日、光格天皇より過去の高徳と偉業によって、神変大菩薩(じんべんだいぼさつ)の諡号(しごう)を賜りました。
 茲来(じらい)壱千三百有余年、幾多の変遷にもかかわらず大峯の山々はその教えを伝え、今なおその徳を慕う同信の徒が全国より登山修行を続けており、日々の生活の中にその教えを生かし、多衆を誘導して現在に至っています。

公式HP
http://www.oominesan-ryusenji.jp/origin.html

 本堂右には不動明王立像が安置されており、本藤左には理源大師坐像が安置されている

→神聖殿

 本堂左へ!

 お堂内には聖観音立像ですね。外に似た聖観音が。

→瀧の口、龍王の滝・不動明王

 瀧の口に向かうと、運慶の八大童子が・・

瀧の口へ!

 龍王の滝と不動明王を安置するお堂です。

→八大龍王堂

→ホタル

 見れました!!写真には写らず・・・。

 蛍が見られるところ。

→他



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