出雲オオクニヌシの伝承「壹宮神社」スサノオ「杵築神社」とあるな。。天神と国神が混在する不思議な神社【伯耆シリーズ】
出雲大社から鳥取の砂丘辺りまでは出雲風土記の主役・オオクニヌシの伝承が多い。この神社もそのうちの1つであり、名和神社などに行く場合は通るべき神社。唐王神社の御朱印もこちらで頂ける。「いちのみやじんじゃ」と読み、一宮神社・壱宮神社とも表記する。
変更履歴
2022/03/05 初版
▼HP
▼アクセス
鳥取県西伯郡大山町上万1124
▼祭神
・天忍穂耳命(アメノオシホミミ)
天照大神の御子神。天照大神と須佐之男命が誓約(うけい)をされたときにご誕生になった神様。国土開発、農産業振興の守り神。
・秋津師姫命(アキツシメ)
天忍穂耳命の妻。別名・幡千千姫(タクハタチヂ)。
・下照姫命
大国主命の娘。出雲国譲りで派遣された「天若日子」の妻でもある。
▼見どころ
▽壹宮神社
祭神は「天忍穂耳命」、オオクニヌシの娘「下照姫命」、「ニニギノミコト」、住吉三神、大己貴命、アマテラス、稚日女命、スクナヒコ、スサノオなど天神と国神が混在する不思議な神社。
って、時代とともに近所の神社を合祀してきたような気がするな。調べたところ無格社6社を合祀している。
拝殿・本殿横にスサノオが祀られ、真ん中には「杵築神社」の文字が・・。現在の出雲大社からの分霊と見た。
出雲大社は江戸時代ぐらいまでは「杵築大社」、もしくは、単に「大社」と言われ「出雲」は最近の名称である。京都亀岡に「出雲大神宮」があり、元出雲と名乗っており、出雲大神宮の社標は出雲の宮司である千家家が書いたものであり、謎の繋がりがある。出雲大社の歴史などを加味すると、元出雲?そんなことはない!と言いそうですけど、仲が良い?認めている?
澤形神社、宮田神社という境内社があったようですが維持費などの関係で合祀したようですね。
本殿裏に「すくね塚」というものがあり、千年余り昔に埋蔵された古鏡七面余と刀剣や経筒が出土し、縄文時代の先住民が孝霊山の神々を祀る聖地であったとも言われている。
出雲大神宮奥宮風味ですね・・。
神様で言えば美保神社がつながり強そうで、境内内の良さは出雲大社。
最後に兼務社に、唐王神社・稲光神社・野田神社がある。それでは記紀ゆかりの「唐王神社」へ向かいます。
▼旅行記
▼セットで行くところ
岡山・兵庫方面
鳥取砂丘方面
出雲方面
↓NOTE版はこってり。↓じゃらん版はあっさり。
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