無償の愛とは・・・
3人の子どもと夫の5人暮らし。今は穏やかな日々を過ごしてる。
昔、新人お母さんだった私は、葛藤の毎日だった。長女を妊娠して出産。お母さんになることが夢だった私は嬉しくて、とっても幸せだった。そう、それは本当なんだけどね。苦悩の始まりでもあった。
ややこしい家庭環境で育った私は、自信もないのにあったかい家庭にしたいと強く思っていた。だから無理もするし、夫以外には頼れないと思いこんでた。その夫とも子育ての方針の違いに悩んだりもした。
そして何より『母の無償の愛』という言葉が私を苦しめた。子どもは可愛いけど、可愛いと思えないことも。離れたいとイライラしたり、泣きたくなる事もいっぱいあってね。私は酷い母親だと自分を責めたりもした。
それでも子どもたちはたくましく育っていった。上の子2人が思春期になる頃、第三子を授かる。私は喜び・・・不安だった。無償の愛を与えられるの?ってね。
ところが・・子どもたちや夫、ご近所のママ、お友だち、たくさんの人の助けもあり、子育てを楽しむ日々。うん??子育てが楽しい??子どもたちが愛おしい??
私はやっと気が付いた! 『母の無償の愛』じゃなく『子ども達からの無償の愛』をもらってたんだよね〜。それは、私が気がついてなかっただけ。上の子達からもたくさんの愛をもらってた。
そう、それは夫からも、ややこしい家族からも、お友だちからも・・愛をもらってたね。みんな愛の大きさも形も違う。そ、それでいいんだよね。私も自分らしい愛を伝えたらいいんだって。
今なら言える。私の愛も大したもんだ。それを受け取め、ともに育ってくれてる子どもたちの愛の大きさに感謝だ!ってね。