ミッドセンチュリー空間-保養施設跡-
①【現在(保養所跡として)】
昭和47年に閉鎖した隣接県保養所の代替の保養の場として、昭和48年に新築し開館。
●構造:鉄筋コンクリート造、3階建て
●玄関ホール
●ラウンジ
施設イチの目玉でもあるモダン空間
ジュークボックス
フロアはモダンすぎるのに和名タイトルの曲ばかりで凄く渋い!
グローリー製の「たばこ自動販売機」
昭和40年代後期のモデルではないか?と(断言できませんが)
それっぽいモダンなスタンドライトとの相性も抜群です。
平成期に廃止・廃盤とってしまった商品のラインナップ
値段設定も平成10年代(2000年・ミレニアム仕様)
フロアの腐敗は進み、水は建物を侵食する
●男女浴室(温泉ではなかったようだ)
男子浴室
女子浴室(ありきたりな昭和期の男子浴室より狭いタイプ)
●食堂(会議室)
テレビ(National)イン、テレビ(東芝)リユースの形があります
●娯楽室、麻雀室
②【建物の概要】
●構造:鉄筋コンクリート造、3階建て
●1階/ラウンジ、娯楽室、男子浴室、女子浴室
●2階/客室7室(収容30人)
●3階/従業員室
③【ミッドセンチュリーの要】イームズシェルチェア
これはTwitterで教えて頂いた情報です。
(〇ぶさん、し〇〇けさん有難う御座いました!!)
モダンな椅子が気に入り、購入可能な商品だったら買おうと思ってました。
(刻印を探して記録していました。)
モダンファニチャーセールス(日本製のイームズシェルチェア)の椅子だそうです。こちらは昭和48年製のものという事です。
デザイナーでもあるチャールズ・イームズ(夫妻)の名前を聞くと
私でも“イームズ邸”を思い浮かべるほど有名な建築家でありデザイナーです。(夫妻表記したのは下にWikipediaリンク貼ってますので興味があれば読んでください)
1949年・イームズ邸
夫妻はデザイナーとして“最高であり格安なものを多くの人々届けること”
1950年(昭和25年)にハーマンミラー社から製品化されたのが、【イームズシェルチェア】です。
残念ながらこちらにあるのはモダンファニチャーセールス(日本製のイームズシェルチェア)という事で今でも一部のマニアが割かし安価で取引をしているのだそうです。
最後に「チャールズ・イームズ」のご紹介
(Wikipediaのリンクです)