【FUJIFILM Xマウント】TAMRON 17-70mm F2.8 開封レビュー
タムロンからFUJIFILM Xマウント用の標準レンズが登場しました。
その名も17-70mm F2.8 Di Ⅲ-A VC RXD
焦点距離が17から70mmと、一見半端な距離に感じられるかもしれません。
しかし、センサーサイズがAPS-CであるFUJIFILM Xシリーズで使用すると焦点距離が1.5倍になるため、実質25.5-105mmとして使うことができます。
また、F2.8通しのレンズとなっており、FUJIFILMの苦手な夜の撮影も期待できそうです。
F2.8通しのレンズでは、FUJIFILM純正のXF16-55mm F2.8 R LM WRが既にありますが、35mm換算の焦点距離は24-82.5mmです。
TAMRONの17-70mmは実質25.5-105mmですのでさらに遠くまで撮ることができる魅力的なレンズです。
他のメーカーでも24-105mmあたりの焦点距離を持つレンズは出ていますが、 F2.8通しのレンズは出ていないのではないでしょうか。
これ一本あれば朝から晩まで撮れるのでは?と思い、公式サイト閲覧から3分で予約をしていました(笑)
前置きが長くなりましたが、今夜届いたばかりのこのレンズを見ていきましょう!
気になるサイズ感は?
愛用しているFUJIFILM X-Pro2 に取り付けた写真です。今までXF18-55mm F2.8-4 R LM OISを使用していた私からすると重いです。
しかし、思っていたよりは小さいのかなという印象を覚えました。
サイズ比較
左がこれまで愛用してきたXF18-55mm F2.8-4、
右が今回購入した17-70mm F2.8です。
キットレンズでもある左のレンズとサイズを比較することは酷ですが、このくらい長さに差があります。
FUJIFILM X-Pro2に両レンズを取り付けた写真を並べてみると、このような感じになります。
続いて望遠レンズと大きさの比較をしてみましょう。
XF70-300mm F4-5.6 R LM OIS WR(写真左)との比較です。「手のひらに収まる」をウリにした超望遠レンズよりは短いですね。私が想像よりは小さいと前述した理由が分かると思います。
XF70-300mm F4-5.6は580g、タムロンの17-70mm F2.8は525gと、重量はさほど変わりません。XF70-300mm を持っている方は大きさや重さのイメージがしやすそうです。
操作性に関して
タムロンの17-70mm F2.8を触っていて気づいたことは、レンズ鏡筒に絞りリングがないことです。
FUJIFILMの純正レンズでは、鏡筒に絞りリングがついており、手元で自在に絞りを変えることができます。
しかしタムロンの17-70mm F2.8は非常にシンプルな構造となっています。
ではどこで絞りを変えることができるのかという話になりますが、X-Pro2ユーザーの皆様安心してください。
背面液晶側、黄色の⬜︎で囲んだリングで絞りを変更することができます。スナップなど、機敏に撮影する方からすると手元で素早く絞りを変えるというシステムには及ばないかもしれませんが、慣れれば問題なさそうです。
最後に
以上が開封レビューとなります。
タムロン17-70mm F2.8には手ブレ補正が搭載されています。FUJIFILM X-Pro2など、本体に手ブレ補正がないカメラを使用されている方には待望のレンズだと思います。
明日は早速撮影に行こうと思っていますので、撮影レビューの方も楽しみにしていただけると幸いです。
筆者の紹介
東京在住のフォトグラファー
街×鉄道をテーマに撮影、他に日本の街並み・文化等
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