20210607 ひとりの夜の日記
同居人が居ない夜は1人の寂しさを思い出す。何歳になってもずっと寂しいものなのだろうか。
こんな夜は晩ごはんを作るのはやめて、リビングのソファに横になって部屋を暗くして映画を観るのが良い。2本映画を観終わる頃には、ちょっと心も穏やかになったので夜の散歩に出る。
夜の散歩は大体フィッシュマンズから始まる。夜のドライブも然り。今日は悲しい夜をみかけてしまったから、見えない力が必要だったのだ。
バイト先のマスターが1番好きなアーティストはファラオ・サンダースなんだけどフィッシュマンズも好き。私がフィッシュマンズを好きなのを知っているから、私が疲れてるのを察するとこっそり店内のBGMがフィッシュマンズになったりする。
そんなことを考えていた帰り道、民家の前で2つで100円のレタスが無人販売されていた。小銭を持ち合わせていなくて買えなくて残念だったけど、なんかちょっと寂しさがやわらいだ。
今度、散歩に出るときは小銭をもって出かけよう。BGMは多分フィッシュマンズで。