操上和美特集を読んで欲しい。

創刊準備の2年間、そしてそれからの約14年。
ずっと「ゲーテ」という男性月刊誌の編集を
担当してきた。約5年前から編集長を
任せてもらってきた。

でも、コロナウイルスの影響で
取材がままならず、
企画も変更を余儀なくされた。

緊急事態宣言が発令されて、
5月売りの号を作れなくなり、
はじめて4月売りの号に
「合併号」と明記し、一号飛ばすことにした。

続けて、6月売りの号をどうしようか、、、
そう頭を悩ませた。

緊急事態宣言が発令されて、
主にSNSを見ていると
その人その人のキャラクターが
よく出ることに気づいた。
男性であれば、なんとなく「男気」が
あるかないか、がわかるというか、、、

男気、オトコギ、漢気。

コロナ後もコロナ前も、男気って必要だな、と。「男気がある人って誰だろう?」

そんなことを考えているときに、
ふと一人の男性が頭に浮かんだ。
84歳の写真家・操上和美さんだった。

人生100年時代において、
84歳で第一線で活躍している
操上さんの大特集を組んでみよう、と思った。
操上さんとは眼鏡ブランド「アイヴァン」の
連載などで、年に数回は一緒に仕事を
させていただいている。

https://goetheweb.jp/hashtags/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3

年齢を感じさせない。
高圧感も全くない。
(とても失礼に聞こえるかもだけど)
普通にフランクに話すことができる。
強烈なプロ意識を感じる。

アフターコロナの世の中に、
操上さん特集を出すことは、
とても有益なコンテンツに
なるのだと確信した。

それが、
「トップアーティストたちが心酔する男
 写真家・操上和美 84歳
 今を生き抜くヒント」
というメインタイトルで、発売となった。


タモリ 井上陽水 木村拓哉 
中田英寿 市川海老蔵 宮沢りえ
糸井重里 藤原ヒロシ 
などからのメッセージに加え、
志村けん 尾崎豊 などの
偉人たちの写真も収録している。
(敬称略)
 
中田英寿さんが主宰している
クラフトサケウィーク。
ここに顔を出すと、操上さんはいつもいた。
立ちながら、会話を楽しみつつ
日本酒をずーっと飲んでいる。
そして、気さくに話をしてくれる。

いつもブーツやコンバースのハイカットや
ジョンロブを履いてくる。
簡単には履けない靴をいつも履いているのが
とてもカッコいいのだ。
(私も久しぶりにコンバースのハイカットを買った)

撮影の時には、自前のクロムハーツの
椅子を持参して、そこに座りながら
写真を撮ったり、写真を選んだり。
いちいち、素敵な人なのだ。

僕は編集長として、この企画が
できたことがとても嬉しいのです。
編集者として、この本(雑誌)が
出せたことを誇りに思う。

働くとは何か?

クリエーションとは何か?

人生とは何か?

男らしい生き方とは何か?

一人でも多くの方に手に取ってもらいたいから、noteでも書いてみた。

操上さんと、関係者の皆様に感謝します。

#初投稿 #操上和美

#エッセイ #仕事 #ビジネス