塀の外の懲りない私 Part4 人間の屑とバカな私の1年間
下記part 3を読んで頂くと、全ての流れがわかると思うが、今回は例えをやめる。ズバリ、ザッとあらすじを記す。
私はボクシングジムの経営の他に、経営・危機管理コンサルタントを行なっており、これで出来ないことはNPOで行う。
私自身は素行不良で生きてきたけど、若い頃、柄は悪いが人を騙す事は絶対にやらないし、許さなかった。
今日の法廷で行われた裁判では、検察から被告への最後の質問と、弁護士の最終弁論。検察の論告求刑。
つまり、検察が「被告人に懲役◯年を求める」で、終わる日だったが、そこまでが酷かった。
「何故、君は介護をするのに介護福祉士の免許を偽造したのか?」
偶々、私が尊敬する検事が公判担当で、上記の様な質問をした。
それまでも、何度もこの優秀な検事の質問に、のらりくらりと逃げては辻褄が合わず、国選弁護士は「刑事事件初めてですか?」。
そう言いたくなる様な弁護士だった。
愚かにも、途中で明らかな誘導を、証人にした。
しかしレベルが低すぎ、温厚そうな裁判長と検事は、大きな争点ではないのでスルーした。
そして先の検事の質問が来た。
この詐欺師はこう言った。
「私は介護が出来たらなんでもよかった」。
すかさず検事が「介護福祉士の偽造書を提出したのは、資格手当が欲しかったからでしょ?」そういうと被告は「違う」と言った。
素敵な検事は「あなた調書で自分でそう動機を言ってるんですよ。読んでないんですか」。
そう言った後、裁判長は、右陪席裁判官からの質問にも辻褄が合わない事を言う、被告人に激怒した。
「あなたは介護という社会に向いてない!嘘つきはなんとかの始まり、て知ってますか?聞いてるとのらりくらり、嘘を重ねて!」。
よくぞ言ってくれた!
私はこの事件の最初から最後までの経緯を、裁判官より知ってるから、その通り!と思い嬉しかった。
この事件は有印私文書偽造、同行使詐欺罪。
詐欺は五万円しか立件できなかった。
という事は実刑にはならない。多分執行猶予だろう。
裁判長はそれを分かっているからか、こう言って追い討ちをした。
「執行猶予がつく!そう思って福祉の世界を舐めてないか!」
まるで温情ドラマだった。北九州は裁判官も検事もいい人が多い。
あくまで私見だが、警察が碌でもないのが多いからか、と思ってるがそれはさておき。
まるで福祉の世界に戻るな!という様な勢いで「被告人の様な嘘つきは治らない!絶対に治らない!分かってるか?」。
よくぞ言ってくれた!
しかし・・・。不思議そうな顔をする被告人。釈迦に説法という熟語を思い出す。
今日は、北九州の司法はそこまで腐ってない、と思えるワンシーンだった。
今回の件で私は、依頼先のコンサルタント先から、毎月の顧問料◯千円以外のお金は一才、貰っていない。
私がやる事は、北九州を綺麗にするという思いだ。
関西からFacebookで、重度の障がいを持つ女性と知り合った。
この女性をお金にする為だけに、北九州にきたこの屑男。
途中まではバレないと思ってただろう。現にこれは民事になるが、この女性から一千万近くのお金を引っ張っている。
そうなる前に警察が早く・・。いや、どうせそうなると想定し、捜査権も逮捕権も持たぬ私は、乾坤一擲の術を次々と思い付き、実行した。
ついでにこの屑を、テレビのワイドショーで有名にしてやった。
偽介護福祉士の男、として。
さて、今日は素敵な裁判長と、人としても立派な検事のお陰で、明日クライアントに、傍聴中新たに浮かんだ策を授けた。
上手くいくといい。
最後に屑に言いたい一言。
因果応報て知ってるか。アンタ、またやるよ。
自慢じゃないが、こういう勘は外したことが無い。
屑は法廷で「執行猶予がついても、北九州で介護会社の役員として介護を続ける」と言った。
今後私は、ありとあらゆる法律、法令、関連法規を駆使し、正規にこの屑のこれからを見守り、いつでも動く。
裁判所で起きた事は、刑事訴訟法でこうして書いていい事になっているが、今度はこの程度では行かない。
私は詐欺師と弱い者いじめをする者と、顔を隠し裏でコソコソする様な輩が大嫌いだ。
まあせいぜい、来月から介護の世界で「恩返し」とかいう事をやればいい。
その時、あんたの恩返しがいかに利己的で、弱者から金をふんだくり、人としてどれだけ腐ってるか。それを知るが良い。
しかしその時はもう遅い。
裁判所で犯行を認めてるくせに、反省をせず、更に往生際が悪く、嘘ばかりで尋問を終わろうとする今日の姿は、忘れない。
今日はいい1日だった。いい夢を見れそうだ。
良い子のみんな。悪い事をするとこんな目に会うんだから、しちゃダメだよ。
では被告人。悪運を祈る!