漫画家、御雇外国人になる
ここ数年の恒例行事だが、フランスに漫画を教えに行ってきた。今回は今までで最長、4週間。時間数にして100時間である。
日本の漫画業界のフレッシュな情報に飢えているフランスの学生たちに漫画の技法を伝えながら、一年間で仕込んだ業界話やデータを見せていく。フランスの学生たちは熱意を持ってそれを吸収しようとする。
「明治期、日本に来た御雇外国人はこんな感じだったのかも」と考えた。スエズ運河通って、インドア亜大陸かすめて、南洋の島々を抜けて、辿り着いた先に目をキラキラさせた若者たちがいたらそりゃあ感動だろう。
ジョサイア・コンドルとかね。
今回は珍しくEIMAで取材を受けることにした。本当にフランスで仕事やってるよっていうのを、少しは残したいと思ったからだが。
しかし、自分の腹が出ているのに驚くばかりだった。
あと隈がひどいね。
100時間もぶっ続けで授業するとあらたな知見も出てきます。
いずれ整理したいと思う。
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