「やばい人」が。若者が語る飛行機の隣席。
初めての海外でのホームステイから帰国した若者から聞いた「やばい人」の話をします。
社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。
独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。
さて。
若者が初めての海外ホームステイを終えて帰国して、まずは行きの飛行機でのエピソードを語ってくれました。
その若者が言うには、飛行機の隣の席の人が、
「やばい人」
だったらしいんです。
それを聴いた私、
初めてのホームステイに向かう飛行機のお隣さんが
「やばい人」
って、
いきなり試練だったんだなぁと思いました。
マナーが悪い人だったのかな。
言いがかりをつけるような人だったのかな。
高圧的に話しかけてくる人だったのかな。
・・・とヒヤヒヤしながら耳を傾けていたのですが、
よーく聴いていくと、さにあらず。
若者のいうその「やばい人」って、
私の想像とは真逆の…
とっても親切な方
…だったんです。
初めてのホームステイで不安なその若者の話を聴いてくれたり、
若者の訪問先の国にお住まいの(つまり帰国途上だった)方で、「困ったことがあったら遠慮せずに」と連絡先まで教えてくれて、
出入国カードの書き方をレクチャーしてくれて、
つまり、
やばいくらいに良い人
という意味の、
「やばい人」
だったんです。
「やばい」という日本語に、今どきはプラスとマイナスの両方の意味があること(やばい=おいしい など)には慣れてきていましたけれど、
「やばい人」が「善良な人」を意味するとは想像できませんでした。
皆さんは「やばい人」と聴いて、どっちの人物像をイメージされたでしょうか。
社会福祉士としましては、相手の方や関わる人たちが表現している言葉の意味を正確にとらえないといけませんから、意味が時代によって移り変わったり、世代によってニュアンスが異なっていたり、そんなたゆたう言葉の揺れ動きにはアンテナを張っておく必要がありますね。
私たち社会福祉士が使えるものは言葉しかありません(薬や道具でソーシャルワークは機能しないですから)。大事なツールの日本語です。その取り扱いにはこまやかさが必要だと感じています。
幼いころからの日本語や言葉への興味関心が、半世紀を経ていっそう高まって、五十路半ばの2022年に日本語教育能力検定試験に合格した私です。
社会福祉士+日本語=私ならでは を考えています。
本日は以上です。
今日も気持ちの良い一日を!
柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)
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