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【本の紹介】社会福祉士に役立つ辞典。言葉は整理整頓のツール。


社会福祉士にとって【ことば】は大事なツールです。社会福祉士の強い味方となる「辞典」をご紹介します。

社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。

独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。


さて。

社会福祉士は、
お話を聴いて、
気持ちや状況を整理して
ソーシャルワークを展開していきます。

その整理の作業のひとつを
言語化
と言いますが、

つまり、
社会福祉士は
「ことば」というツールを用いて
状況や感情を
整理整頓していく
わけですね。

整理整頓するためには、
引き出しが必要。

ことば」というツールの
引き出しを多く持っているほうが
より丁寧な整理整頓ができます。

引き出しが少なかったら
雑な整理整頓しかできません。

例えば、
「くやしい」
というその感情を
もっと丁寧に
その人の気持ちに
最も近いことばで表すとしたら?

「こわい」
というその気持ちを
もっと的確に
その人の心に
ピンポイントのことば
表現するとしたら?

むずかしいですね。

そこで私の愛読書をご紹介。

気持ちを表すことばの辞典』(飯間浩明監修 ナツメ社 2021年)


『気持ちを表すことばの辞典』表紙
『気持ちを表すことばの辞典』裏表紙

帯からも分かるように、
ひとつの気持ちを表すことば
いくつも紹介されているんです。

気持ちごとの言葉辞典です。

例えば、
「怒る」を見てみると、

「怒る(小)」で8ワード
「怒る(中)」で8ワード
「怒る(大)」で8ワード

つまり
「怒る」だけで
24個のことば
可愛いイラストとともに紹介されているんです。

24個も思いつきます?

他にも
「喜ぶ」
「悲しい」
「楽しい」
など
それぞれの「気持ち」に
いくつものことば
並んでいます。

それらは決して難しいことばではありません。

聞いたことあるし、
知っている日本語です。

だけど、
それが
相手のお話に合わせて
「それは○○(という気持ち)だったんですね」
と取り出せるかどうかは別問題。

すぐに取り出せるためには
日頃から
自分の言葉の引き出し
整理整頓しておく必要があります。

そうしないと
「それはヤバいですね」
などと
浅すぎて残念な
いつも同じような
奥行きのない
返答になってしまいます。

社会福祉士は
相手の感情や状況を
整理整頓する仕事

ゆえに

社会福祉士は
そのツールである
言葉の引き出しを
整理整頓しておく必要がある

と思います。

今日はそんな整理整頓
役立つ本をご紹介しました。

帯には
「クリエイターにおすすめ!」と
ありますが、
社会福祉士にもおすすめです。

本の詳細はコチラ(出版社HP)から↓

↑オンラインショップへのリンクあり


本日は以上です。



★2024年12月1日に
『ただなぞるだけの本。』(文芸社)
を出版しました。

ぜひ手にとっていただけると嬉しいです。
ことばを選ぶのはとっても楽しかったです♪
イラストも私が描きました(*^^*)


今日も気持ちの良い一日を!

柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)

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