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抽象的で分からないだろうと思ったこと。電車の中の母と子の会話から。

電車の中でのおかあさんとお子さんの会話から、社会福祉士にも当てはまると考えたことを書きます。明日も似たテーマで投稿します。


社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。


4歳くらいのお子さんがシートに座って足をブラブラさせていました。

私はそんなに気にはならなかったのですが、その子のおかあさんはしきりとそれを注意していました。いわく、

「ちゃんとして!」
「どうして普通に座れないの!」
「いいかげんにしなさい!」

・・・イライラしているおかあさんの気持ちは伝わってくるんだけど、だけど、たぶん、それ、抽象的すぎて、子どもはわからないと思います。

大人だって、海外の旅行で文化の違う国に行って、入国したとたんに「ちゃんとして!」って言われても、なにが「ちゃんと」なのか困惑すると思います。

この世界の住人になってまだ数年の子どもにとって、「ちゃんとする」「普通にする」「いいかげんに」が具体的にどういうことを意味するのかなんて、とうていイメージできないでしょう。

下記記事でも書きましたが「人の話はきちんと聞きましょう」の「きちんと」もそうですね。

電車の中の光景は親子でしたけれど、私たち社会福祉士についても同じことが言えそうです。

社会福祉士が出会う人たちは、年齢も背景も文化も得意なことも苦手なこともさまざまです。

うっかり自分自身の【当たり前】を「伝わりにくい表現」でわかってもらおうとしていないか省みたいところです。

明日もこのテーマで書きます。

社会福祉士が独立を考える時のワンポイント5選をマガジンにしています。有料です。1本100円です。4本以上読まれるならマガジンのほうがお得です。

福祉教育者 テリーさんの共同運営マガジンに参加しています。

本日は以上です。

今日も気持ちの良い一日を!

柳田明子社会福祉士事務所〰聴く・伝える・ともに考える〰(2001年開業)
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