私の中の。「社会福祉士の神サマ」を感じる時。
少々スピリチュアルなタイトルですが、社会福祉士として我ながら納得できる対応ができた時の気持ちの話です。
社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。
独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。
ある時の電話相談。
開口一番に、
「アルツハイマーって何ですか」
と尋ねられました。
それに対して、
「アルツハイマーというのは認知症のひとつで…」
と説明をしても良かったのかも知れませんが、
私は、一瞬の判断で、それをあとまわしにしました。
あとまわしにして、お話をよく伺うと、
パートナーさんがアルツハイマー型認知症と診断され、
専門の施設におられるのだけれど面会もできず、
今後の見通しもはっきりせず、
ご自身も大病を患い、
何がどうなっているのか分からないご状態であることが分かりました。
不安。
せつなさ。
悲しみ。
焦り。
不満。
そんなお気持ちでの
「アルツハイマーって何ですか」
だったのです。
アルツハイマーの医学的なことを知りたいというよりは、
自分の人生をつんざいたパートナーのアルツハイマーっていったい何なんだ⁉と、理不尽さの矛先を正体不明のアルツハイマーに向けておられるのです。
私はお気持ちをお聴きしながら、状況を整理し、
まず何からどうするのが一番かを一緒に考えました。
そのことで、八方ふさがりである(と感じておられる)状況の、どこかわずかでも扉が開かないかと思ったのです。
その方は「気持ちが軽くなりました」とおっしゃって電話をお切りになりました。
私はけっきょく「アルツハイマー」についての説明はしませんでした。
それで良かったと思っています。
最初に「アルツハイマー」の説明にいかなかったのは正解だったと思っています。
冒頭の「アルツハイマーって何ですか」に対して、
そこでその説明をするか・しないか
の2つの道があって、
一瞬の判断で後者を選べたこと、
それができたのは、
私の中の社会福祉士の神サマのおかげ
だと感じるんです。
それは人によっては、
プロの勘どころ
と表現するかしれないし、
私も2023年1月の下記動画では「不思議な気持ち」と表現して「せんべい焼き職人」や「舞台」に例えてますけれど(開始57秒くらいのところから)、
それらを包括した概念で、理屈じゃない何かのことを私は
「私の中の社会福祉士の神サマ」
といっているのかなと思います。
本日は以上です。
今日も気持ちの良い一日を!
柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)
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