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独立型社会福祉士に向けられる質問。「それって…」に対する私のものさし。

独立スタイルで活動している社会福祉士に向けられる【ある質問(時に批判)】について書きます。


社会福祉士の可能性を探求し、社会福祉士自身が元気であることを望み、世の人々の心が軽くなり、そして私の収入もアップすることを考え続けて23年、フリーの社会福祉士(2001年開業)柳田明子です。

独立に関心のある、社会福祉士として後悔しない選択をしたいあなたに向けて発信しています。


さて。

私は独立型社会福祉士です。フリーの社会福祉士(個人事業主)として活動しています。


独立スタイルで活動する社会福祉士の仲間たちと話をしていて思うことですが、共通して受ける【ある質問】があるんです。

それは、

それって社会福祉士の仕事なんですか?

です。

この質問について考えます。

ご存じのとおり社会福祉士はソーシャルワークを基幹とした国家資格ですが業務独占ではなく名称独占

業務を独占しているわけでもないし、
指定されているわけでもない。

それをプラスにとらえれば、

語弊があるかも知れませんが、いわば

何をやってもよい(他の専門領域に抵触しなければ)

となり、活動の幅が広がることにつながります。

そのメリットを最大限いかしたのが、
下記の分け方でいうところの

Ⓐ【個人・生み出す】フリーランス提案型
Ⓒ【法人・生み出す】法人たちあげ起業型

になるのかなと思います。

独立スタイルで活動している社会福祉士の実践は、ⒶであれⒸであれ実に多種多様です。

その多彩な実践の中には「それってすばらしいソーシャルワークだ!(どこからどう見ても社会福祉士の仕事だ!)」と分かりやすいものもあれば、分かりにくいものもあります。

分かりにくいものというのは、例えば・・・

ある独立型社会福祉士(以下、D氏)の業務内容のひとつに
「庭の草引き」
がありました。

家事代行としての「草引き」ではなく、
D氏は明確な目的をもって、
「草引き」を
ソーシャルワークと位置付けていました。

詳細な説明は省きますが、
D氏は「草引き」をきっかけに
依頼者の生活に関わろうとしたわけです。

・・・「草引き」は一例です。

そういう例えば「草引き」に対して、

「それはソーシャルワークじゃない」

というご意見や、

それって社会福祉士の仕事なの?

という質問(時に批判)が寄せられるわけです。

この質問に対して、
今の私はふたつのものさしを持っています。

ひとつは「キュウリ理論」です。

これは2012年から私の中にあるものさしで、

上記記事で振り返ったとおり、
「半分に折ったキュウリ」と「料理の精神」は、
社会福祉士の業務にも当てはまると考えています。

「単に半分に折った」のか、そこに「料理の精神」があるのか、
すなわち、
「単なる草引き」なのか、そこに「ソーシャルワークの精神」があるのか否かを考えた時、
後者なら自信をもって「それは社会福祉士の仕事です」と言えると考えます。


ふたつめのものさしは、

「○○を手段として捉えたら本当の目的はなんだろう?」の○○に自らの業種を入れて問いかけてください。

『コンセプトの教科書』85ページ 細田高広著 ダイヤモンド社 2023年

という問いかけです。

この本を読んだ時、「これだ!」と思いました。

○○に「社会福祉士」を入れた時の私自身の答えに合致していれば、それはすなわち「社会福祉士の仕事」です。


今、私はあることに挑戦していて、もうすぐひとまずゴールとなります。

その挑戦、本当にいろいろ考えました。
「これって社会福祉士の仕事なの?」
と自問を繰り返しました。

そして、

自信を持って、
「これは社会福祉士の仕事です」
と言えるものだという結論にいたりました。

なぜなら、私にとって、
社会福祉士を手段として捉えた時の本当の目的」は、

いつも記事冒頭で書いているとおり、

社会福祉士自身が元気であること」と「世の人々の心が軽くなること」で、

私のその挑戦(の産物)はその目的に沿うものだ(と私は信じる)からです。

※私が社会福祉士であることの最終目的は(「社会福祉士自身が元気であること」と「世の人々の心が軽くなること」を通じて)、誰もが、朝起きた時・夜寝る時 に布団を涙で濡らすことなく、いい気分で目覚めて・眠れて、おいしくごはんが食べられて、心地よいことが散りばめられている日々を織りなせること(←私の考える【あたりまえの暮らし】)です。

今日は独立型社会福祉士に向けられる質問「それって社会福祉士の仕事なの?」について書きました。

私の挑戦についてまたご報告しますね♪

本日は以上です。

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皆さんのご参加をお待ちしています。

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今日も気持ちの良い一日を!

柳田明子社会福祉士事務所
〜聴く・伝える・ともに考える〜
(2001年開業)

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