徳川家康の居城 駿府城
静岡県静岡市にある駿府城に行ってきました。現在は公園となっています。
駿府城とは
室町時代、今川範国は駿河国の守護に任ぜられ、以後駿河国は今川氏の領土の一つとなります。
今川氏全盛期9代目の義元の時代、徳川家康(幼名 松平竹千代)は少年期に今川氏の人質として19歳までの12年間、駿府で生活していました。
戦国時代、永禄11年(1568)に10代氏真は甲斐の武田信玄に攻められ掛川に落ち、駿府の町は焼き払われました。さらに天正10年(1582)には徳川家康が駿府の武田勢を攻め、駿府の町は再び戦火に遭い、ほぼ壊滅状態となりました。
その後、家康は西国の外様大名を動員し、城を改築。慶長15年(1610)に完成した大天守は六重七階(五重七階とも)でした。
寛永12年(1635)に大天守は焼失し、その後現在まで再建はされず、天守台も残っていませんが、堀と石垣を見るだけでも最高権力者の城を実感できると思います。
アクセス
静岡駅から徒歩約10分です。新幹線の停車駅なのでアクセスも良く、駅にはレンタサイクルもあります。休日は、コインロッカーが埋まっていることが多いです。
スタンプの場所
駿府城二の丸の東御門券売所にあります。駿府城は公園なのでいつでも空いていますが、東御門は休館日があるので気をつけましょう。
静岡おでん
静岡はおでんが有名で、公園内にはおでんの屋台があります。
こんにゃくと、もち巾着、大根を注文。
あつあつで美味しかったです!
二ノ丸 東御門
こちらは入館料200円です。入館料を払ってさっそく入場します。
東御門は、駿府城二ノ丸の東に位置する主要な出入口でした。こちらは平成8年に復元されたものです。中には色々な展示があります。また、堀側の土塀には矢狭間と鉄板狭間が設けられています。
近くには桜の木もあります。
綺麗に咲いていました。
訪れた時は、まだけっこう蕾が残っていました。
本丸御殿跡
こちらが本丸跡です。
現在の公園の中心にあります。
本丸は、家康が諸国の大名に会うような公式の場所と、日常の生活をしている私的な場所を併せ持った建物でした。
ここには家康手植えのミカンがあり、県の天然記念物に指定されています。
家康の像もありました。
天守では現在発掘作業が行われています。
発掘現場は外から見学できます。
とても広い公園なので、周るのはけっこう時間がかかります。紅葉山庭園もあり、秋には綺麗な紅葉も見れます。
公園周辺には神社もあり、1日過ごせる場所でした。是非訪れてみてください!
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