分福茶釜 茂林寺
群馬県にある茂林寺に行きました。こちらは、応永33年(1426)、茂林寺沼の畔に「祈りの場」として開山した寺院です。
こちらの寺は、和尚に化けた狸が茶釜をもたらし福を与えたという伝説があります。そのため、寺にはたぬきの像がたくさんありました。
茂林寺の参道には22体の狸が並んでいます(境内には全25体)
季節によって浴衣などの衣装に代わり、何度訪れても飽きない観光名所としても有名です。
台座に記された俳句は、市内の俳人前山巨峰が詠んだものです。
色々な狸がいて、どれも可愛かったです。
参道を抜け、本堂にてお参りをしました。宝物館もあり、そちらは別途拝観料が必要ですが、せっかくなので拝観しました。色々な狸や仏像が安置してあり、盛沢山でした。
また、道には狸のマンホールもありました。こちらのマンホールも可愛らしいです。
茂林寺出たあとは、すぐ近くにある茂林寺沼へ。
こちらの低地湿原は関東平野に残る数少ないもので、今でも自然環境が良好に残っており、群馬県の天然記念物に指定されています。
希少種のコウホネやカキツバタなどの水生・湿原植物、トンボなど湿原の貴重な動物が生息しています。
湿原はけっこう広いので、全て見て周るには時間がかかります。展望台などもあるため、時間がない方はそこだけでも訪れてみてください。
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