東海の名城 掛川城
静岡県掛川市にある「掛川城」に行きました。こちらの城は、山内一豊が心血を注いだ東海の名城と呼ばれています。
掛川城とは
掛川城は戦国大名今川氏の重臣朝比奈氏の居城でした。今川氏の滅亡後、徳川家康の家臣が入城しましたが、家康が関東に移ると、豊臣秀吉配下の山内一豊が入封しました。天正18年(1590)のことです。
一豊はこの城を中世の城から三重の天守をもつ近世城郭へと大々的に改修され、現在残る城と城下町の骨格は一豊の時期に形成されました。天守は幕末に壊されましたが、貴重な二の丸御殿や太鼓櫓が残っています。
アクセス
JR掛川駅から徒歩10分ほどと、アクセスは良いです。掛川駅は新幹線の停車駅でもあります。
また、城100スタンプは掛川城御殿にあります。
城内
駅から歩いて行くと、まず大手門があります。
大手門は、平成7年に復元された櫓門です。実際は現在地より南50mの位置にありました。大手門脇には江戸時代末期に建造された大手門番所が移築されています。
また、城の周りは堀となっています。
さっそく門をくぐって城内へ。
天守の周りには花壇がありました。
色とりどりの花が咲いていて綺麗です!
やはり季節の良い時期に来ると良いですね。
こちらが天守です。
天守の中には入れます。こちらの天守は、平成6年に発掘調査結果や古絵図、高知城を参考に復元されたもので、三重四階の木造建築です。
天守からの景色は良く、二の丸御殿も見えました。
と言うわけで、天守の見学をした後は二の丸御殿へ。脇道を通って行きます。
こちらが二の丸御殿の入口です。
さっそく中へ。
二の丸御殿は、文久元年(1861)に再建された書院造の御殿で藩主公邸兼政庁として使われていました。
縁側から庭を眺めることも出来ました。
また、刀も展示してありました。
城内はけっこう広くて、見応えがあって良かったです!駅からも近いので、是非訪れてみてください。