ばけ封じ 雷よけの寺 岩間寺
滋賀県にある「岩間寺」に行きました。
岩間寺は、標高443mの岩間山中腹に位置するお寺です。養老六年(722年)、加賀白山を開いた泰澄大師が元正天皇の33歳の大厄の病を法力により治した褒美として建立したことに始まる元正天皇の勅願寺院です。
アクセスは悪いので、車で行くことがオススメです。入口の目の前にある駐車場に停めて、拝観料を支払い中へ。ちなみに、駐車場は無料です。
こちらは不動堂です。寛政・文化・昭和年間に再建を繰り返していますが、虫害が酷いため、現在は平成5年に再建されたものとなります。
本堂の前にはメダカがいました。可愛らしいです。
こちらは本堂です。天正五年(1577)に千手堂として再建され、その後寛永年間に解体修理されました。
ご本尊は、毎夜日没とともに厨子を抜け出て百三十六地獄を駆け巡り、苦しむ人々を悉く救済し、日の出頃に岩間山に戻られた時には汗びっしょりになられているため、その姿から「汗かき観音」さんと呼ばれています。
こちらは「芭蕉の池」です。岩間山に参籠して霊験を得、俳句を確立したといわれる芭蕉が「古池や 蛙飛びこむ 水の音」を詠んだと伝えられる池です。
たどり着くまでが大変なお寺でしたが、無事に拝観することができてよかったです。