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《ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ》を観て

ようやく観に行けたよジョーカー!
どうやら賛否両論あるようだけど、私は【賛】!!
好 き ! ! !

ちょっと思ったことを書き殴りたい。
書き散らかしたい。
ということでnoteにアップ!
(ここから先は盛大にネタバレするので観てない人は読まないでください。)

《ミュージカル映画》という前評判にビビって観るのをやめなくて良かった


「なんで今歌うの?」って思っちゃうことが多いからミュージカル映画はあんまり得意じゃない。
正直、オブラートに包まずに言えば苦手です。

『今回のジョーカーは歌が多くてミュージカル映画だ』という前評判を見ていたから、ジョーカーも苦手な感じのミュージカル映画だったらどうしよう…ってドキドキしてた。
配信まで待つか…?とちょっと迷った。日和った。

けど心配無用でした。
やー、劇場で観て良かった。ショーだった!

ガガ様パート多めだったのがちょっとだけ気になったけど、劇中でもそこをイジってるから受け入れやすかったかな。
ま、今回の結末を考えると仕方ないよねっていう。

独りの男の人生という名の物語。
ジョーカー的に言えば人生という名のショー。
エンタテインメント。
私的にはとてもハッピーエンドのショーでした。

初めて愛を知り、最期まで相手を想う。
たとえ本当の自分への愛じゃなかったとしても。
エンドロールの2人の曲の歌詞も良い。
自分が大好きな女と、相手を想い続ける男。

面会相手は誰だったんだろうな。
リーだったらいいね。

もう解放させてあげて。
と思っていた矢先の出来事だったので、私的にはとてもあの終わり方がハッピーエンドなのです。


今回も画的に『ひょー!かっこええええ』っていうシーンがたくさんで惚れ惚れしました。
“火が消える““光が差す“とか、“明暗“が印象的なシーンが多かった。二面性を表現してるのかな?
独房の小さな扉の窓から見えるタバコを吸うシーンがめちゃくちゃ好き!あの火が消える映し方かっこよすぎでしょ。
隅々までこだわり抜かれた画は劇場で拝みたいよね。迫力が違う。まさしく体感。

法廷のシーンもすごいかっこよかったなー!
うおー!これぞジョーカー!っていう場面。
やっぱりジョーカーにはああいうシーンを求めちゃう自分が居るよね。暴力的で圧倒的なカリスマ。
ジョーカーを求める群衆の気持ちは非常に理解できますわよ。こんなご時世ですし。。苦笑

カードゲームでジョーカーは“何者にもなれる最強存在“であることも多いから、“ジョーカーを引いた俺“はハズレ人生じゃなかったのかもしれないのよねぇ。進む道次第では。
リーも最後に『あなたは諦めた』的なこと言ってたし。
でもなぁ〜、ジョーカーの人生を選び続けるのはしんどいよなああぁ〜。
一部のヒーロー、カリスマにはなれるけど。。

あ、あとひとつだけ気になる要素がある。
それが、“息子“っていうキーワード。
続編もイケちゃうぜ!っていう伏線なのかな。
う〜ん。

私は続編無くて良いと思う派だが、公開されたら絶対に観に行っちゃうだろうな。笑


ジョーカー。
1作目と今回、どちらもとても好きな映画のひとつになりました。

自分も誰かに愛されたかった。愛したかった。
ただそれだけなのに。

独りの男の人生という名の物語。
喜劇で悲劇。
これにて終焉。

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