絶対の掟
皆死を軽々しくつぶやき
必死に抵抗した優しさに息が出来なくなる
心はとっくに息をしてなかった
そんなことにも気づかないまま
僕らはまた死を願ってしまう
それを止めるものはどこかで
泣いたことがある人だとは気づきもしないまま
伸ばしてくれた手を進んで振り払ってしまった僕
の腕は
粉々に砕けてついに存在理由をもなくしてしまい
そうで
こんな形の未来を誰も想像したくはない
そこにある命という掟に従って生きることが出来ないのは
まだ僕が死を受け入れられず
孤独に悲しみを抱けるから
こんな悲しい世界抜け出して
もっと自由で明るい世界を見にゆこう
命の掟は誰も縛ることなく
間違った道に進むものを正しく導くためにある
真実の掟だから