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怒ってばかりいるのをやめたい

人間だもの!怒っちゃうこともありますよね。
昔は私も怒ってばかりでした。

思い返せば、私が怒ってばかりの頃は喘息が酷くて、病院で点滴して、大分体調が悪かったのです…。体調不良なのでイライラして夫に八つ当たりしちゃうんですよね。オフィスでも不機嫌になって、そうすると人に嫌われ、私だけお菓子が配られなくなりました…。

夫に怒り、子供に怒り、上司に怒り、部下に怒り、同僚に怒り…こんな風にイライラして本当に疲れます。

これを何とか改善したいなと思った時「感情のログ」を付けてみることにしました。

感情のログをつけたきっかけは、コーチングでした。

コーチングというのは、コーチと言う人が質問をして、クライアントという人がその質問に答えていくことで、クライアント自身でも気づかなかった心の奥にある問題に気づき、目標を決めてなりたい自分に行動していくものです。

私がコーチングを受けるキッカケは、自分はなんてだめなんだろうとずっと生きづらさを感じていたからです。会社でうまく立ち回りたくて自己啓発本を読んだり、落ち込みやすいのでカウンセリングを受けてみたりしたけれど、全くうまくいきませんでした。周りはうまくやっているのに私だけなんでうまくいかないんだろう・・・と疲れ果てていたときに本屋で手にとってみたのがコーチングの本でした。

カウンセリングでもうまくいかなかった私は一縷の望みをかけてコーチングを受けてみました。コーチの質問に答えていくうちに、生きづらさの原因の一つに怒りがあると気づいたのです。この怒りにどう対処したらいいのだろう?と思ったとき、コーチから感情のログをつけてみるといいよと薦められました。

感情のログというのは、怒ったときにどう感じたかのメモです。
具体的には

①日時
②何があったか
③どう感じたか

を書くものです。

私もログを書いてみたところ…

  1. xx月xx日

  2. 自転車で子供の保育園の送る時、前に自転車が走っていて道をふさがれた

  3. なんで邪魔するの!

みたいなことを書いていました。
道をさえぎられただけで邪魔されたと怒っていたわけです。

しかも、一度だけでなく、何度も同じことを書いていて、私、そんなことで怒り過ぎじゃない?と怖くなってしまいました。

思い返してみると、私は幼少のころからお手伝いするだけで母に怒られ、姉にはよくバカにされていました。小学生中学年のころ、母に畳の部屋に掃除機をかけたら母の逆鱗にふれました。畳の目にそって掃除機をかけていなかったからです。「そんなこともわからないの!!だめね!!」と怒鳴られました。(母ひどい(´;ω;`)

姉には、学校で新しく習ったことわざを使って話かけると「使い方まちがってやんの!バーカ、バーカ」とバカにされていました。(姉怖い( ;∀;))

小さいころから、母からすることなすこと怒られ、姉にはバカにされ続けていると、誰もが私のやることをバカにしていて邪魔をしていると思うようになっていきました。するといつしか道を塞がれたというちょっとしたことでも私をバカにしているんだ!と怒るようになっていきました。母や姉に対する怒りを道を塞いでいる人に向けていたのです。

しかし、道を塞いでいる人は、私の母や姉ではありません。赤の他人に、怒りをぶつけても、私の怒りの根っこはなにも解決しません。だから、ますます怒りが止まらないのです。

そこで私は、小さかったころ母や姉から本当のところ、どう接してもらいたかったんだろうと考えてみることにしました。

本当は母のお手伝いをしたこと、姉にことわざのことを披露したことで、すごいね!助かるね!と褒めて欲しかったんだと泣いて悲しんでいる幼い私がいました。

怒りの下には深い悲しみが隠れていたわけです。

その悲しみに気づいた時、この悲しみとどう向き合えばいいのか考えてみました。
まずは、忘れていた悲しみを認めてあげることにしました。子どものころからずっと母に怒られ、姉にバカにされるのは、できない私が悪いのだから悲しんではいけないと思っていたのです。でも、大人になって冷静になると、母も姉も私の尊厳を踏みにじるようなひどいことばかりしていたのです。

私は、幼い私に「それは悲しくて当然だよ。よく我慢してきたね。えらいね。」と声をかけてみました。

すると悲しみは私の一部となり、不思議と心が落ち着いてきました。

今では、道を塞がれても誰も私のことをバカにしているわけではないと思えるようになり、怒りもわかなくなってきました。

忘れていた自分の悲しみに声をかけて認めてあげると、悲しみが癒やされ怒りがおさまっていくのかもしれません。

悲しみに目を向けるのはちょっと辛いかもしれませんが、がんばっていきましょうね!

怒ってばかりで困っているなら、コーチングを受けてみるといいかもです。お申し込みは、こちらから〜(^O^)/


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