見出し画像

2023年をふりかえる

仕事納めした!ということで、1年を振り返ってみます。

1〜3月

修論の追い込みから開幕した1年。締め切り前日、先生との最終打ち合わせしてほぼ大丈夫そうになり、その足で展覧会に行ったのをふと思い出した。その後家に帰り最後の微修正をして、提出した。提出後は修論発表と副専攻の研究を並行して進めていった。副専攻ではインタビュー研究を行い、修論を進めながらもやっとしていたことに対する諸々について、そこそこ納得のいく調査をすることができた。こっちに関してはギリギリまで表現にこだわり、数日間睡眠を削るほど力を入れた。数式やグラフの一切ない、「言葉」だけで仕上げた論文、すごく思い入れがあるものになった。そして、きちんと区切りをつけて学生生活に一度区切りをつけた。

4〜6月

会社員になった。開始1週間くらいで社会は人が作っているんだなと実感して、それまで得体の知れない、怖いものと思っていた社会が急に怖くなくなった。頑張りすぎずに生きようと思ったし、研修講師や上司の言うことに共感することもあれば、共感しないこともあった。共感できなくても、「違う価値観があるんだな」と深く考えないことを覚えた。大学でやっていた勉強とは全然異なる仕事なので、研修を通して学ぶことは多かった。知らないことが多い自覚はあったので、帰宅後や週末にReactの勉強をしたり、技術書を読んだりした。研修期間はそんなに疲弊することはなかったので、勉強はそこまで苦ではなかった。

7〜9月

サマーインターンのメンター業務に追われた。エンジニアとしての技術力に自信はなかったが、それなりに学生の質問に答えたり、サポートしたりができた。GitやFirebaseなど、自分の知識を深めるきっかけにもなった。自分ではそこまで特別な対応をしたつもりはなかったが、「面倒見がいいね」と他のメンターから言われたり、「積極的に仕事をしていたね」と評価されたりした。確かに、会社の人とコミュニケーションが必要な仕事を比較的請け負っていた自覚はあり、「プログラミング以外でも評価されるところはあるんだな」と思った。

10〜12月

本格的にチーム開発に入った。最初に与えられた仕事はフロントエンドのそこそこの機能開発で、「初心者なんだけどな…」と思いつつやった。急ピッチな開発だったこともあり、追加の仕様変更や認識合わせのためのコミュニケーションなど、1年目が対応するのかこれ?みたいな場面に何度か遭遇した。次の仕事はバックエンドで、人生で初めてAWS CDKなるものに触れた。これも思いがけず(誰も予想していなかった)それなりのバックエンド変更で、同じチームのめちゃめちゃ詳しい人に1週間ペアプロしてもらってなんとか仕上げた。初心者には重すぎん?となったが、毎日学ぶことが多くて楽しかった。フロントエンドの仕事の方がインパクトはあったが、個人的にはバックエンドの方が(分かることが増えたという意味で)楽しかった。詳しい人に目をつけてもらえたのも嬉しかった。資格をとって、ちょっとお給料が増えたのも嬉しかった。

まとめ

学生から社会人になり、時間の使い方、お金の使い方、あらゆるものが変化した。関わる人も変化して、大学の頃よりも色んなタイプの人に出会ったと思う。色んな人と関わったことで色んな考え方に触れた。その中で、自分はどういう考えに共感するのか(しないのか)、どういう場所なら居心地がいいと感じるのか(感じないのか)など、自分を見つめる機会が増えたなと思う。「あの人はこういうこと言われているけど、私はあまり言われないな」とか、「もっと勉強しないといけないな」とか、色んなことを考えた1年だった。プログラミングの知識はまだ全然だけど、分からないことを結構素直に意思表示しているタイプらしく(笑)、気にかけてもらえている(と思っている)。ひとまず、会社辞めてないことに一安心。来年も無理せず頑張ろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?