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プロセカ版『絶え間なく藍色』を手持ちの音響機材で聴き比べてみた
聴き比べ。それは最後のフロンティア
私は音響機材が(オーディオオタクというほどではありませんが)結構好きで、お気に入りの音楽や映画を自分が持っている機材で聴き比べるのが大好きです。
今回は、最近始めたゲーム『プロセカ』(正式名称『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』)に登場する楽曲、『絶え間なく藍色』を私が持っている音響機材たちで聴き比べ、味わってみたいと思います。
ちなみに、この曲を選んだ理由は好きだからです。
よろしくお願いします。
ご注意を
こんなエッセイを書いておいてなんですが、私は音楽が好きなだけの一般人で、聴力が優れているわけでもなく音楽をバリバリに演奏しているわけでもなく、高級機材を使っているわけでもありません。
専門家ではない、ただの音楽・オーディオファンがワクワクしながら聴き比べた思い出話だという点をご了承頂いた上でお楽しみ下さい。
本格的な機材レビューをご覧になりたい方は、専門家の方がお書きになった記事や雑誌を覗いた方が参考になるのでおすすめです👇
聴き比べる曲『絶え間なく藍色 (feat. 東雲彰人 & 青柳冬弥 & KAITO)』
2024/2/21に発売されたアルバム『Vivid BAD SQUAD SEKAI ALBUM vol.2』に収録されている『絶え間なく藍色』。ゲームでプレイして知っている方も、アルバムでお聴きになった方も多いことでしょう。
今回は、MV視聴の機能を使ってプロセカのゲーム内で聴けるバージョンで聴き比べをしています。
プロセカ版の『絶え間なく藍色』は、男性2人とバーチャルシンガーというボーカルの組み合わせ。楽器陣はバンドテイストな音にジャジーなピアノが混ざる、お洒落な雰囲気です。
曲全体からは、どこか冷めきったような諦めきれないような、若さゆえの焦燥感と緩やかな闇落ちぶりが感じ取れます。曲調は違うのですが、スピッツの『ロビンソン』を聴いた時の清々しさと不安感に通じるものを覚えました。
原曲ではミクさん歌唱。もちろん、こちらも非常によいです👇
使用する音響機材
今回の聴き比べに使用する音響機材、それぞれ特徴や私の初見や思い出をざっと書きました。聴き比べ結果を見る際の参考にどうぞ。聴き比べ結果だけ見たい、という方は上の目次から結果に飛んでくださいね。
・参考│Apple / iPhone(スピーカー)
プロセカを遊ぶ時はiPhoneのスピーカーから直で音を出しているので、その際の音の聴こえ方を基準の参考記録として残しておきます。多分、そうやって遊んでいる人も少なくない気がするので。
まあ、どんなに好みの音響を積んでも出力はiPhone……。音質に限界はありますが、そんな! 無粋なことは! 気にしない!!
・スピーカー&アンプ
現時点(2024年)で使用して7年目になる相棒たち。家電量販店のオーディオコーナーで2時間くらい試聴し続けて選びました。
自分好みの音が出せる音響機材が自宅にある喜びは、生ハム原木を所有することで人の心が穏やかになる場合があるのに似ているのかもしれません。
〈アンプ〉JVCKENWOOD / A-K805
アーティストが録音した時の状態(製作者が意図する音)を忠実に再現して出す、といった心意気のアンプ。ライブ音源の臨場感、映画の繊細な環境音もばっちり鳴らしてくれます。愛してる。
〈スピーカー〉MONITOR AUDIO / BRONZE 1
ブックシェルフ型のコンパクトサイズ。ロックテイストな音との相性は抜群。小さいけれど実力派です。
<インシュレーター>audio-technica / AT6089CK & AT6089FT
スピーカーから出る音が周りにビリビリ響くのや音がこもるのが嫌なので、スピーカーの四隅にインシュレーターを置いています。(CKは側面についているのがコルク、FTはフエルト)
・イヤフォン
多くの人にとって、一番身近な音響機材と言ってもいいのでは。私は低音が強くて高音がうるさくないものが好きなので、そういう音が鳴る機材を選んでいます。
<Bluetooth>JBL / TOUR PRO 2
個人的な買ってよかったもの2023に入っている相棒。サウンドパーソナライズ機能を用いて、私の耳に適した調整がされています。そういうフィルターを通しての評価だという点、ご了承ください。
〈有線〉Final / Adagio V
日本のイヤフォンメーカーとして、音響ファンの中では広く知られる会社。安価で高品質の商品もあれば、ハイスペックなものまで取り扱っています。
Finalのイヤフォンは種類が多いので、色々見るのも楽しいですね。
〈イヤーピース〉AZLA SednaEarfit Light Short
Adagio Ⅴにはイヤーピースをつけています。
〈接続端子〉
iPhoneとの接続端子を使って聴いています。端子を挟むと音質が……なんてことは気にしない気にしない(私にはそこまで違いがわからない)。
〈有線〉Apple / いつかのiPhone純正イヤフォン
私はそもそもiPhoneの純正イヤフォンと相性がよくないので(耳に上手く入らないし高音がキンキンしてうるさく感じる)、この形の純正イヤフォンは今回の聴き比べで初めて使いました。過去の記憶よりはいい音でした。
・ヘッドフォン
〈有線〉SONY / MDR-1A
何年使っているのかもうわからないくらい昔からの相棒です。バランスがよく、SONYらしい安定感がある機材。上品に音を整えてくれ、音域・ボリューム問わずちゃんと鳴るので、音楽鑑賞だけでなく映画を観る時にも頼りになります。
今は全く同じ機種はなさそうですが、後継機が元気にしているみたい。
聴き比べ結果
それではいよいよ結果発表!(以下、敬称略)
私は低音が好き・高音が強いとうるさく感じやすいので、その好みを反映した内容になっています。多少辛辣なことを書いている所もありますが、何か特定のものをdisする意図はないです。
あくまで、ただの音楽好き一般人の感想であることをご理解の上お楽しみ下さい。
※スマートフォンでご覧になる場合は、画像をクリックして拡大すると読みやすくなります。
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おわりに
好きな楽曲を色んな機材で聴き続けるひととき、大変楽しかったです。しばらくの間は、頭から『絶え間なく藍色』が離れない気配がしています。
この聴き比べをきっかけに、あなたと相性が良さそうな機材が見つかったり、ちょっとイヤフォンを試聴しに行こうかなって思ったり、プロセカやろう……とアプリストアに手を伸ばすきっかけになれば幸いです。
そして、再度のご案内になりますが今回聴き比べに使用した楽曲『絶え間なく藍色』は、2024/2/21に発売されたアルバム『Vivid BAD SQUAD SEKAI ALBUM vol.2』に収録されている楽曲です。
収録されているバージョンは、ゲーム内で遊べるものよりも長いフル尺。だもんで、また聴き心地が違いますし、ゲーム中には聴けなかった箇所の歌唱も聴けるので最高です。気になる方はお調べになってみて下さいね。
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© 2024 Aki Yamukai
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