〈2024年4月〉今月のかっこいい音楽詰め合わせ
2024年4月に聴いた58枚のアルバム(期間外のリリースも含む)の中から、特に好きだと思ったアルバムをご紹介します。4月に開催された音楽フェス・Coachellaをきっかけに知ったアーティストの音楽も含みます。
人生においてお耳のお供はあればあるだけ良いものですから、この機会にぜひ覗いて聴いてみて下さい。
Beatenberg / The Great Fire of Beatenberg
ケープタウン出身、パンデミック後からの拠点はロンドンというインディー・ポップトリオ。電子音もあればピアノの音色する、だけどごちゃごちゃしてなくてとても聴きやすい。インパクトのあるジャケに反して(?)、案外と春に合うサウンド。
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Novo Amor / Collapse List
カーディフ拠点のSSW、Ali Laceyによるアルバム。こちらも春に聴くにはちょうどいいアンビエント・フォークで、音の淡さとメロディラインのエモーショナルなところがピタッとはまっている。好きです。
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Bnny / One Million Love Songs
シカゴ出身のJessica Visciousを中心としたバンドで、本作はJessicaのパートナーでミュージシャンのTrey Gruberの死と向き合ったアルバム。そういう背景があるからか、美しいドリームポップでありながら何となく横顔にダークさを感じる。
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Wisp / Pandora EP
春に聴く、雪のように降るシューゲイザー/ドリームポップっていいですね……。そう思わせてくれるほどに世界観が素晴らしくいい。音の余韻にしばし浸っていたくなるアルバム。
2024年4月からは、Panchikoとの北米ツアーがあるそうです。相性良さそうだなあ。
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Panchikoについては以前こちらで取り上げました👇
Nia Archives / Silence Is Loud
2024年のソニックマニアに出演予定、NYのDJ/プロデューサー。意外なことに本作がデビュー作(フルレングスは初のリリース、EPは3枚リリース済み)。既にdnbを駆使した抜群に格好いいビートの楽曲を聴かせてくれる人だと知っていたので、本作もリリースが楽しみだった。過去作に比べて、より一層ボーカルに焦点を当てている印象。これからの活躍が楽しみ。
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彼女のアルバムについては、以下のエッセイでも取り上げています。好きすぎて色んな所で話している……👇
Still House Plants / If I Don’t Make It, I Love U
ロンドン拠点の3ピースインディーロックバンド。構成はボーカル・ドラム・ギターで、かなり最小限の音のはずなんだけど痺れるほどかっこいい。シンプルが故にソリッドでエモーショナル、聴いていて飽きない一枚。
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Palace / Ultrasound
Coachella2024で知った、UKロンドン出身のバンド。本作は、Coachellaの前の週(4/5)にリリースされた4枚目。
ロンドンのオルタナティブ・ロック・バンドと言えばお馴染みColdplayに通じる、胸を打つ美しいメロディラインやボーカルのファルセット、伸びるギターの音色などはあるけど、Palaceの音はより個人的な距離感な気がする。好きです。見つけられてよかったー。
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OLIVIA DEAN / MESSY (2023)
こちらもCoachella2024で知ったイギリスのSSW。ライブでのポジティブな雰囲気が印象的で、アルバムも聴き心地がかなりよかったです。Amy Winehouseを輩出したBrit School出身だとか。流石です。
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claire rousay / sentiment
LA拠点のエクスペリメンタル・ミュージック/アンビエント・ミュージック・アーティスト。こういう、曇り空みたいな淡さと明るさ・暗さのある美しい音楽が私はとても好きなのです……。
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Chanel Beads / Your Day Will Come
NY拠点のShane LaversによるアンビエントPJT、1st。幻想的で美しいアンビエントなんだけど不穏さもあって、美しい悪夢といった感じにも思えて来る不思議なアルバム。
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Kenya Grace / The After Taste
こちらもCoachella2024で知ったアーティスト。イギリスのSSWで、本作は2024年3月リリースのデビューEP。どちらかと言えばアンビエント向きな可愛らしく淡いボーカルだけど、そこに自分で演奏したエレクトロニカを合わせているというセンスがもう愛してる。
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2024年4月もいい音楽たくさんでした。音楽フェスシーズンがやって来て、ますます楽しみが増える今日この頃。嬉しいです。いい音楽を楽しみに生きていきましょ。
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先月聴いたアルバムはこちら。
矢向の2023年ベストアルバム10選 AOTY2023 はこちら。
その他、月や年単位でのおすすめ音楽記事はこちらをどうぞ。
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